-
2014.12.24 レビュー
「羊男世界がいつまでも平和で幸せでありますように」という最後の言葉がジーンと心に響いてきます
『羊男のクリスマス』著:村上春樹/佐々木マキ
-
2014.12.16 レビュー
古き日本を知るということではなく、今の私たちの位置を映し出す助けになるものなのです
『明治大正史 世相篇(新装版)』著:柳田國男
-
2014.12.11 レビュー
間違えた政治はなぜ行われてしまったのか。なぜそれを正すことはできなかったのかを考えてみる必要がある。
『「ポスト戦後」を生きる 繁栄のその先に』著:保坂正康/姜尚中/雨宮処凜
-
2014.12.09 レビュー
“社会を作るには”私たちはどのようにすればよいのか、またそれ以前にどのような社会が望ましいのかを考える必要がある
『社会を変えるには』著:小熊英二
-
2014.12.05 レビュー
明治44年5月の栃木県日光 東照宮前の旅館街──カラスヤサトシの文庫で100年散歩
『黒髪 別れたる妻に送る手紙』著:近松秋江
-
2014.11.26 レビュー
中期オリーブ少女にVERY妻を見た
『オリーブの罠』著:酒井順子
-
2014.11.21 レビュー
小選挙区制がもたらしたものは政治への無関心が生んだアノミー状態と、あるいはその反面のポピュリズムへの傾斜ではないでしょうか
『小選挙区制は日本を滅ぼす 「失われた二十年」の政治抗争』著:浅川博忠
-
2014.11.20 レビュー
自分たちの身体を縛っている規範から解放されて、体感をとりもどそう。実感の充実こそが自由をとりもどす要なのです
『体の知性を取り戻す』著:尹雄大
-
2014.11.11 レビュー
「妙に行儀がいい」記者たちがそろっている取材現場、なぜそのようなことになったのか。ジャーナリズムは今どんな姿をしているのか!?
『ジャーナリズムの現場から』編:大鹿靖明
-
2014.10.14 レビュー
人はいつか死ぬ。である以上、美しく死にたい。美しくあることで詩を残したい。「そんな奇妙な情熱に取り憑かれた人物こそが男である」
『戦雲の夢(新装版)』著:司馬遼太郎
-
2014.10.10 レビュー
大正15年秋の東京本郷断崖の下──カラスヤサトシの文庫で100年散歩
『業苦・崖の下』著:嘉村礒多
-
2014.10.08 レビュー
夢ふくらませて今宵の満月(皆既月食!)はきっと、いつもと違って輝いて見えると思います
『世界はなぜ月をめざすのか 月面に立つための知識と戦略』著:佐伯和人 編集協力:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
-
2014.10.03 レビュー
最後までじっくり読んで、笑った後に考え込んでしまう辞書
『筒井版 悪魔の辞典〈完全補注〉』著:アンブローズ・ビアス 訳:筒井康隆
-
2014.09.24 レビュー
湿っぽさなど少しもない語り口、それが豪の者であり、無頼というものなのではないでしょうか
『死んでたまるか 自伝エッセイ』著:団鬼六
-
2014.09.22 レビュー
現代を先取りをした小説世界、けれどそれは幸福だったわけではない……
『霊長類南へ』著:筒井康隆
-
2014.09.18 レビュー
現実は時に人間から言葉を失わせてしまう。だからこそ語り継ぐことが大切なのだ
『津波と原発』著:佐野眞一
-
2014.09.17 レビュー
指原莉乃に女性リーダーの在り方を見た
『逆転力 ピンチを待て』著:指原莉乃
-
2014.09.16 レビュー
私たちの死はどのように変貌していくのだろうか。それへの向き合い方はあるのだろうか
『孤独死のリアル』著:結城康博
-
2014.09.09 レビュー
私たちの思考を停止させているもの、それに気づいて進む道を探さなければいけない
『日本人の度量 3・11で「生まれ直す」ための覚悟』著:姜尚中/高村薫/鷲田清一/本多弘之
-
2014.09.04 レビュー
電気の重要性とその意義を原理から説き明かす
『図解・わかる電気と電子 具体例から原理を語る』著:見城尚志