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2019.11.13

特集

料理は工夫次第! おいしく、手早く「かんたんカルボナーラ」を作る

■武蔵裕子さんの毎日の料理「おいしく、手早く」作る3つの心がけ

毎日の料理どうしよう?と悩んでいる人も多いのではないでしょうか? 手早く料理を作る、献立をととのえるための心がけを料理研究家・武蔵裕子先生に『2020お料理家計簿』で教えていただきました。料理は工夫次第でいくらでもおいしく手早くできます。心がけているのは3つ。

1 作り置きやまとめ作りを活用する

作り置きは、それほど難しいことをするのではなく、野菜をまとめて切ったりゆでたりする、肉や魚に下味をつけるくらいの”下ごしらえ”程度のことでも、やるとやらないとでは大違いです。買い物した日は下ごしらえもする日と決めてはどうでしょう。

2 便利でおいしくでき上がる調理道具を使いこなす

調理器具、家電製品の性能は日進月歩です。2品以上でも最適に加熱調理してくれるオーブンレンジやタイマーがついて焼き時間を適切に設定できるグリルなどは、時短や省力化に大いに役立ってくれます。包丁だって、切れ味のよいものならストレスがなく、時短になって仕上がりもよくなります。手早さを重視するなら道具選びや道具の手入れもおろそかにしないことです。

3 おいしく作るコツは丁寧に、不要な手順は省く

料理を急いで作るとなると、基本的な調理手順を省いてしまうことがあります。下味の塩、こしょうを省いたり、サラダの野菜の水けをしっかりきらなかったり……。それでは味がぼんやりしたり、水っぽくなったりしてはおいしくなりません。でも、煮えにくい材料を先にレンジで加熱して短時間で煮えるようにする、パスタは蒸しゆでにしてお湯を沸かす時間を省くなど工夫してはどうでしょう? 手を抜くならどこを抜けばおいしさが変わらないのか、見極めることも大切です。

かんたんカルボナーラ

フライパンでスパゲティを蒸しゆでにし、調味もフライパンできます。時短レシピです。フライパン1つで作るので洗いものも少ないのがうれしい。

材料(2人分)

スパゲティ(7分ゆでタイプ)…160g

ベーコン…3枚

|生クリーム…カップ1/2

|粉チーズ…大さじ2

溶き卵…2個分

水…カップ2

塩…少々

黒こしょう…少々

作り方

① ベーコンは1㎝幅に切る。スパゲティは半分に折る。

② フライパンに水、塩と①のスパゲティを入れる。ふたをして中火にかけ、煮立ったらほぐす。

③ ②に①のベーコンを加え、ふたをして7分蒸しゆでする。

④ ふたを取って水けをとばす。Ⓐを混ぜて③のフライパンに加え、さらに溶き卵を加え混ぜる。黒こしょうをふる。

出典元:https://kurashinohon.jp/1143.html

武蔵裕子(むさし・ゆうこ) イメージ
武蔵裕子(むさし・ゆうこ)

料理研究家。食材や調理法の工夫で無理なく手早く仕上げるレシピを多数発表。そのレシピはすべて実生活から編み出されたもので、どれをとっても使いやすい材料、かつ手間いらずの作り方でおいしいと評判。企業メニューの開発、書籍、雑誌などで幅広く活躍中。著書に『15分で一汁一菜 毎日のごはんはこれでいい!』(講談社)など多数。

『講談社版 2020お料理家計簿』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。

講談社くらしの本はこちら

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