今日のおすすめ

公権力の不公正さが露呈した元禄時代。忠臣蔵が私たちに教えてくれるもの

『忠臣蔵まで 「喧嘩」から見た日本人』著：野口武彦

噺家の師弟が私たちに語ってくれる、豊かで心地よい人間論

『落語　師匠噺』著：浜美雪

魅力的な謎、斬新な設定、わくわく感。調査班結成から25年、MMRは今でも最高に面白い！

『MMRマガジンミステリー調査班』著：石垣ゆうき

本能寺、大坂城、関ヶ原。天下分け目の「決戦！」を七人の作家が描く人気シリーズ

国が発注して描かれた「戦争画」。国民性のありかたを示す、極めて現代的なものなのです。

『戦争画とニッポン』著：椹木　野衣／会田　誠

登場人物が「この世界は虚構だということを知っている」。メタフィクションの手法を活かした傑作

『名探偵の掟』著：東野圭吾

日本の刑事司法の異常。裁判官はどのように判決を下しているのか

『ニッポンの裁判』著：瀬木比呂志

昭和38年ごろ、児童遊園地の遊具──カラスヤサトシの文庫で100年散歩

『田紳有楽・空気頭』著：藤枝静男

気配。予感。妖怪が人間に伝えたいこと。

『のんのんばあとオレ』著：水木　しげる

インタビュアーという仕事は数年後にも残っているか？

『インタビュー術！』著：永江朗

日本独自の発展をとげた漢字の世界を逍遙してみると……そこには奇妙な受け入れ方も

『漢字雑談』著：高島俊男

１分の１を作り上げるという究極のクリエイティブで豪快でしかもシンプルな生活

『まんが 新白河原人 ウーパ！』著：守村大

談合は本当に悪なのか。人間ドラマ、サスペンス、恋愛模様まで楽しめる池井戸潤の傑作小説

『鉄の骨』著：池井戸潤

２人の天才が求め続けたもの、それは〝絶対〟といったものだった

『光と重力　ニュートンとアインシュタインが考えたこと　一般相対性理論とは何か』著：小山　慶太

盲点を突く、しなやかでゆるぎない思考力

『ああ、禁煙ｖｓ．喫煙』著：姫野カオルコ

「カラスヤサトシの文庫で100年散歩」──大正期鎌倉　寿福寺脇の踏切

『縁談窶（『恋ごころ　里見弴短篇集』より）』著：里見弴

物質的な贅沢だけでなく、精神の蕩尽すらもとめた究極の贅沢の世界

『酒池肉林　中国の贅沢三昧』著：井波律子

ひたむきさの先にしか見えないものだってある

『過剰な二人』著：林真理子／見城徹

やはり江戸庶民の味方だった名奉行の実像

『遠山金四郎』著：岡崎寛徳

ていねいな取材により「東北の美しさ」を描き出した書物

『東北学／もうひとつの東北』著：赤坂憲雄