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2026.04.12

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講談社史上初! 2026年本屋大賞翻訳小説部門・第1位! 爽やかな筆致で描く、命と愛、生きる喜びについての感動大長編。

フランスで160万部突破の感動巨編『空、はてしない青(原題:Tout le leu du ciel)』(メリッサ・ダ・コスタ著、山本知子訳)が、2026年本屋大賞翻訳小説部門・第1位に選ばれました。「クライマックスは怒涛で、自分の涙で文字が読めないほど」「死ぬまで本棚に置いておこう」「読み終えたあとには空を見上げたくなる」などの熱いコメントとともに、全国から多くの票を集めました。

「最後の旅を一緒にしてくれる人を探しています」

若年性アルツハイマーの診断を受け、余命2年を宣告された26歳の青年・エミル。彼がインターネットの掲示板で人生最期の旅の同行者を募集したところ、ジョアンヌと名乗る小柄な若い女性が現れます。自身の過去を何も語ろうとしないジョアンヌ。2人はキャンピングカーに乗り込み、ピレネー山脈へ向けて出発します。雄大な自然と、限られた時間の中で「命」を見つめる感動のロードノベルです。

上下巻・計832ページの大長編ですが、長さを感じさせない爽やかな筆致と、山本知子氏による瑞々しい翻訳が特徴です。むしろ「もっと2人と旅をしていたかった」という声が多数寄せられました。著者のメリッサ・ダ・コスタ氏はインタビューの中で、「現実の人間関係は、時間をかけ、沈黙の中で相手を観察する中で築かれるものです。エミルとジョアンヌの関係に真実味を持たせるためには、その過程を丁寧に描写する必要がありました」と語ります。

いまや彼女はフランスを代表するベストセラー作家の1人です。2019年に本書でデビューを飾り、瞬く間にミリオンセラーを記録。立て続けに小説を出版し、2023年と2024年には「フランスで最も売れた作家」となりました。彼女が小説で一貫して取り組んでいるのは「再構築」というテーマ。邦訳第2作となる『立ち上がる時(巻)』(2026年4月22日刊行予定)でも、その徹底した心理描写が光ります。

メリッサ氏の今後の活躍に、ぜひご注目ください。

――文芸第三出版部 市川裕太郎

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