■柳瀬久美子さんの冷たいお菓子"ストウブ"ひとつで作るニューヨークチーズケーキ
直火、IH、オーブン、電気プレートなどあらゆる熱源に対応(電子レンジを除く)するストウブ鍋は、料理だけでなくお菓子作りにも大活躍。特に、つまみ部分が金属製なので、鍋ごとオーブンに入れられるのは魅力です。
このストウブ鍋の特徴を活かしたお菓子のレシピ本『ストウブで冷たいお菓子』(著:柳瀬久美子)の中から、冷やして食べると絶品の「ニューヨークチーズケーキ」の作り方をご紹介します。
ストウブ鍋に入れたまま、「焼く」「冷やす」の工程ができてしまうのでラクチンです!
ストウブ鍋で作るニューヨークチーズケーキ
チーズケーキは私の中では絶対に冷たいお菓子! しっかり冷やした方が室温よりうんとおいしくなると思います。ストウブの鍋を使うと、柔らかい熱がじんわり入ってくるので、口当たりがなめらかになります。(柳瀬久美子)
材料(16cmのラウンド1台分)
[土台]
グラハムクラッカー……60g
バター(食塩不使用)……30g
[チーズケーキ]
クリームチーズ……200g
グラニュー糖……80g
バニラビーンズ……1/2本
サワークリーム……180g
卵……1個
卵黄……1個分
レモン果汁……小さじ2
コーンスターチ……大さじ11/2
下準備
・オーブンシートを直径30cmの円形にカットし、縁に数か所切り込みを入れた型紙を用意して鍋の内側に敷く。
・バターは耐熱容器に入れて電子レンジで20~30秒加熱する(溶かしバター)。
・クリームチーズは室温に戻す。
・バニラビーンズは包丁で切り込みを入れて種をしごき出す。
・オーブンは160℃に予熱する。
作り方
[土台]
1. 厚手のポリ袋にグラハムクラッカーを入れ、めん棒などでたたいで粉状にする。溶かしバターと混ぜ合わせ、鍋底に敷き詰める。
[チーズケーキ]
2.ボウルにクリームチーズとグラニュー糖、バニラビーンズを入れ、ゴムべらでなめらかなクリーム状にする。
3.2にサワークリームを加えて混ぜ合わせ、卵、卵黄、レモン果汁、コーンスターチを順に加えて、そのつどだまを作らないように混ぜ合わせる。こし器を通して1の鍋に流し入れる。(最初生地が固いうちはゴムべらのほうが混ぜやすいが、生地が柔らかくなってきたら泡だて器のほうが混ぜやすい)
4.湯を張ったバットに3をのせ、160℃のオーブンで約1時間焼く。オーブンから出して粗熱を取り、冷蔵庫でしっかり冷やす。
東京都出身、料理研究家。都内洋菓子店、レストランなどで6年間働いた後、渡仏。滞在中リッツ・エスコフィエ、ディプロム取得。知り合ったフランス人家庭での生活の中フランス家庭菓子、家庭料理を覚える。帰国後フードコーディネーターとして独立。雑誌、広告、テレビなどの料理・菓子制作のほか、企業の商品開発、店舗のメニュー開発も手がける。『ジェラート、アイスクリーム、シャーベット―ライト&リッチな45レシピ』(主婦の友社)、『おうちでつくれるかわいいお菓子』(実業之日本社)、『ストウブでつくるあったかいお菓子』(講談社)など著書多数。
『ストウブで冷たいお菓子』のほか、料理、健康・美容など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。