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2018.07.14

特集

銀座で50年続く料理教室では何を教えるのか?【婚活レシピ③】豚の角煮

■いつか家族に作りたい憧れのレシピ! 「豚の角煮」

「年間60人がお嫁に行っている」とテレビなどでも話題沸騰の料理教室「田中伶子クッキングスクール」。この教室の講師として『本当に作りたい料理、ぜんぶ。』を刊行された田中伶子さんと中村奈津子さんに、誰もがおいしく作れる人気の家庭料理を教えてもらいました!

男子人気もバツグンのがっつり料理「豚の角煮」

ゆでる、煮込む、と時間はかかりますが、手間はかかりません。とろとろに煮上がった肉はボリュームもあって、おもてなしにもなる一品。

材料(作りやすい分量/約4人分)

豚ばらかたまり肉……500g

長ねぎの青い部分……2本分

しょうがの皮……30g

| 水……カップ3

| しょうゆ……大さじ3

| 砂糖……大さじ4

つけあわせ

しょうが……適量

下ごしらえ

①豚ばら肉は5cm幅のものを用意する。

②長ねぎの青い部分、しょうがの皮は香りづけに。

つけ合わせの準備

しょうがは細いせん切りにし、水に5分ほどさらして水けをきる(針しょうが)。

作り方

1.下ゆでする

鍋に豚肉とかぶるくらいの水を入れ、長ねぎの青い部分、しょうがの皮をそれぞれ半量を加えて強火にかける。沸騰したら弱めの中火で2時間ほど、竹串がすっと通るくらいに柔らかくゆでる。

ADVICE

このゆで汁はこしてスープとして使って。ラーメンがおすすめです!

2.豚肉を切る

豚肉を取り出し、水で軽く洗って5cm角に切る。

3.煮る

鍋にⒶを入れて豚肉を並べ、残りの長ねぎの青い部分、しょうがの皮を加える。落しぶたをして、肉がとろとろになるまで弱火で50分ほど煮る。

ADVICE

途中で煮詰まったら水をカップ1/2ほどを加えて。

器に盛り、針しょうがを添える。

田中伶子クッキングスクール(タナカレイコクッキングスクール)

1964(昭和39)年に、料理研究家田中伶子が開いた料理教室。基本を大切にした家庭料理の指導をしている。講師は、田中伶子と娘の中村奈津子。月曜日から土曜日までレッスンがあり、銀座という土地柄で、主婦や、仕事帰りのOLを中心に大人気。「実習ができ、料理が本当においしい」と、何年も通い続ける生徒が多い。

○田中伶子(たなかれいこ)

全国料理学校協会理事・NPO日本食育インストラクター協会理事 福岡女子大学卒業後、1964(昭和39)年に料理教室を開設。自身も雑誌の執筆、テレビ出演、食関連の講演や商品企画など幅広く活躍中。著書に『一生作り続けたいおかず』(主婦と生活社)。

○中村奈津子(なかむらなつこ)

日本女子大学食物学科卒業後、全日本司厨士協会に就職。ニューヨークのニュースクール、フィレンツェのラ・フォールアカデミーに学び、香港駐在中に中華料理を学ぶ。2006年ニューヨーク駐在時より料理教室「LOVELY TABLE NEW YORK」を主宰。2009年帰国後、田中伶子クッキングスクールに講師として勤務。

講談社くらしの本はこちら

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