待望のシリーズ第3弾刊行!! & シリーズ第2弾も文庫化!!
「犯罪だって一般の消費者選択理論と同じ」 難事件を前に警察が導入した新戦力は、なんと行動経済学者だった──!!
最新刊 2016年9月13日発売 【単行本 第3弾】
建設会社社員・飯田功の遺体が自宅近くの崖下から発見された。現場に遺書が残されていたことから警察は自殺と判断、捜査を終える。働き盛りの男が、家族を残して突然自殺するはずがない。経済学を駆使する異色の警視庁捜査員・伏見は再調査に乗り出すが、捜査二課や東京地検特捜部も不穏な動きを見せはじめ……。捜査の中で浮上する談合疑惑、建築偽装、裏金問題。建設業界の黒い謎を目の当りにしつつ、伏見が暴き出した真実とは?
【文庫 第1弾】
川崎市で連続殺人事件が発生。現場に残された証拠品や犯行手口からして、捜査本部は同一人物の犯行と断定するも、捜査は難航していた。そんな中、捜査本部に新たな捜査員が加わることになった。1人は科学警察研究所から来たプロファイラーの盛崎。そしてもう1人は、捜査員としては本邦初と思われる行動経済学者・伏見真守だった。経済学者VS.プロファイラー。真犯人にたどり着くのはどっちだ! シリーズ第1弾!!
文庫最新刊 2016年9月15日発売 【文庫 第2弾】
大手製薬会社の研究員、三浦陽介の遺体が自宅で発見された。「研究所の人間が人体実験をしている」という怪文書の存在から、警察は事件性も疑い捜査したが、1ヵ月経っても三浦と怪文書は結び付かず、アレルギー発作によるショック死と断定、事件性は無いと判断し捜査を終える。しかし、伏見は警察の見解を覆すように、三浦の死に他殺の可能性があることを示唆し再捜査を始める。人気シリーズ第2弾!!
※本書は2015年2月に刊行された『エウレカの確率 経済学捜査員とナッシュ均衡の殺人 』を改題、文庫化したものです。