作法というより感覚的に自然に出た所作なのかもしれません。昔の神社仏閣では高い所にあったりすると、全国いたる所で登るのがもうしんどくなってしまったお年寄りなどが、石を包んで山に投げる光景が見られたのかもしれません。子どもの遊びに石合戦もあったことだし、石を投げることに、かつては抵抗なかったのかもしれません。全部想像にすぎません、すみません。(カラスヤ)
レビュアー
1973年生まれ。漫画家。著作に『カラスヤサトシ』『カラスヤサトシのおしゃれ歌留多』『強風記』『喪男の社会学入門』『毎日カラスヤサトシ』『オレは子を見て育とうと思う』『カラスヤサトシの世界スパイス紀行』『おとろし』など多数。『アフタヌーンはカラスヤサトシのもの』を「アフタヌーン」で連載中。
近況:4月22日、講談社より『カラスヤサトシ』9巻(最終巻)、リイド社より『カラスヤサトシの戦国散歩』、2冊同時発売です。よろしくお願いいたします。