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2026.11.07

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ミステリの読み方が変わります。 

二人が密室に閉じ込められていた。もし、二人が生きていれば――扉を開けた瞬間、有毒ガスが流れ込み、二人は死ぬ。もし、二人が死んでいれば――一刻も早く扉を開け、遺体の臓器を取り出さなければならない。

8月の刊行以来、書店のベスト売り上げランキングで上位をキープし続けている本書『シュレディンガーの密室』は土砂崩れにより孤立した研究所を舞台にした、“究極の選択”の物語です。密室を破るか、様子を見るか。刻一刻と決断のときが迫り、議論が紛糾するさなか、突如発生する連続殺人。内と外で同時発生する異常事態。犯人は誰で、その目的は?

著者の麻根重次さんは、〈ばらのまち福山ミステリー文学新人賞〉出身。その最終選考委員をひとりで務める(つまり、著者の生みの親)ゴッド・オブ・ミステリーの島田荘司さんは、本作を「21世紀本格の絶望。」と表現しました。

その真意は最後の1ページまで明らかになりません。待つのは“希望”か、やはり“絶望”か。──さあ、“観測”をはじめましょう。

──文芸第三出版部 森田練
シュレディンガーの密室 PV

あらすじ

腎臓移植用のドナーとして育成された少女、土砂崩れで孤立した研究所、硫化水素が充満する死の空間(デッドゾーン)、連続殺人。突入か、静観か。密室の扉を開くと、二人の生死が決まる。結末を、“観測”せよ。
麻根 重次(あさね・じゅうじ)

1986年生まれ。長野県安曇野市在住。信州大学大学院で進化生物学を専攻し、現在まで公務員として勤務。2023年、『赤の女王の殺人』で島田荘司選 第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。奇想×本格ミステリの『千年のフーダニット』でミステリファンの話題を呼ぶ。他の著書に『スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章』がある。

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