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2025.07.05

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黒柳徹子さんの私物一挙公開! あふれる好奇心をビジュアル化した大図鑑

「 戦争」そして「平和と自由」。あふれる好奇心の源は……

「 図鑑をつくりましょう」

黒柳徹子さんとそんなお話で盛り上がったのは、もう10年も前のこと。俳優、司会者、ユニセフ(国連児童基金)親善大使など、時代を超えて多方面に活躍する黒柳徹子さんの歩みを、後世にきちんと伝えなければ! と使命感にも似た想いでご提案したのでした。

ようやく完成した『黒柳徹子ビジュアル大図鑑』では、“大図鑑”のタイトルにふさわしく、徹子さんが「綺麗!」「好き!」「いい!」と思って購入したドレスに着物、靴やバッグやアクセサリーから、リボン、ガラスの文鎮、食器のような趣味で集めているものまで、私物の数々を多岐にわたってご紹介しています。

徹子さんがこの一冊を表現した言葉を、ぜひそのままお伝えさせてください。「 私が、綺麗なものに猛烈に憧れてしまうのは、おそらく戦争中に、心を豊かにしてくれる生活の中の品々を全て奪われたことに起因しています。今、こうして好きなものに囲まれる生活ができているのも、平和と自由があってこそ。つまりこの本は、平和な時代に培われた私の好奇心が、ビジュアル化されたものなのです」

──VOCE デジタルチーム 渕 祐貴
私がいくつになっても元気でいられるのは、好奇心を刺激してくれる、ものや人との出会いがあるから。それに尽きるんじゃないかと思います
──黒柳徹子


Dress

徹子さんはデザイナーの森英恵さんのドレスを長年愛用。ハナヱ・モリのイブニングドレスを身につけたときは、どんな席に出て行っても「私は大丈夫」と思えた

New York

38歳、ニューヨーク一人暮らし。1971年9月、かねてより念願の留学を実現。パーティでは、母・朝さんに持たされた着物の威力を実感した

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