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2025.06.30

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昭和100年・戦後80年。べらぼうに面白い! 奥田英朗の昭和史サーガ三部作

昭和元年は何日あったかご存じですか? 正解はたった7日。本作ではその7日間に 4人の主人公が生を授かります。帝国軍人の嫡男・志郎。金沢の侠客一家の養子・四郎。進歩的な婦人雑誌編集者の娘・ノラ。大連で活動するジャズマンの息子・満。この4人の運命がぶつかり、時に友情を芽生えさせながら、第二次大戦をはじめとした昭和史の様々な大事件を乗り越えていきます。そして、成長を遂げた彼らは、やがて戦後日本を各分野で支える存在となり──。

本作ではそうした人の成長と活躍を描きつつ、編年体形式で昭和の裏表の大事件をほぼ網羅しつくしました。原稿用紙3000枚。執筆期間10年。稀代の小説家によるこの新たな「国民文学」たるべき昭和史サーガは、『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』の著者・加藤陽子先生からも絶賛のコメントをいただいております。第二部は9月中旬、第三部は12月中旬を予定。昭和100年・戦後80年の本年、目玉間違いなしです!

──文芸第二単行本編集チーム 菅 龍典

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