16歳のとき長崎で被爆、両親と3人の弟を失った森田富美子さん。78歳で生まれ育った長崎から家出して東京で「第二の人生」をスタート。90歳でTwitter(現X)アカウントを立ち上げ、91歳で75年封印していた原爆の体験を語り始めました。現在、フォロワーは8万5000人超え。毎日「グッモーニン」で始まり「サンキュー、グッナイ」で終わるXは率直で、鋭くて、ユーモア満点です。
富美子さんと長女の京子さんの視点から描かれたのは、やりたいことを諦めない魅力的な生き方と、戦争の非情さ。8月9日の体験は言葉がなくなりますが、富美子さんの生きる力にあふれた姿に救われます。
「伝え続ける」思いやその理由をぜひご確認ください。
──フロンティア事業部 新町真弓