PICK UP

2025.06.03

編集者のおすすめ

New

大事な人との別れをどう迎えるか。哲学者が父の死をきっかけに書き綴った喪失と回復の道のり

数年前、親しかった友人が病で亡くなりました。私はいまでも、彼女の死を乗り越えることができていない、と思います。それでも、生きている限り私たちは、大切な人との別れを避けることはできません。

本書は哲学者の岩内章太郎さんが、父の訃報をきっかけに、父との思い出や家族の日常、そして「死」をめぐる考察を、時に切なく、時にユーモアを込めて綴ったエッセイです。

発売前に読んでくださった方からは、「心が救われた」「書いてくれてありがとう」という声が次々に寄せられました。「星になっても」のあとにはどんな言葉と感情がつづくのか、ぜひ読んで確かめてみてください。

大事な人との別れをどう迎えるか。別れたあとに、その人のいない世界でどう生きていくか。いつか誰もが直面する答えのない問いに、自分なりに向き合うための、優しい手がかりをくれる一冊です。

──文芸第一単行本編集チーム 大西咲希

おすすめの記事

2025.04.17

編集者のおすすめ

面倒くさくて、チグハグだけど、それでも人を支え、つなぎ、救ってくれるもの。

  • 哲学・思想
  • 担当編集者
  • 講演

2024.06.07

レビュー

人生に意味はあるのか? 死は悪いことか? 「あたりまえ」がひっくり返る哲学体験

  • コラム
  • 岡本敦史

2024.03.23

編集者のおすすめ

どこから読んでも愉しめる上質の哲学エッセイ

  • 担当編集者
  • 哲学・思想
  • 学習

最新情報を受け取る

講談社製品の情報をSNSでも発信中

コミックの最新情報をGET

書籍の最新情報をGET