■おいしさもインパクトも満点! 黒酢がポイント「大きな肉だんご鍋」
調理も簡単でいろいろな具材や調味料で楽しめる鍋料理。鍋料理の定番といえば水炊きやしゃぶしゃぶがありますが、鍋をもっと楽しむなら、「異国鍋」で世界を旅する気分を味わってみるのはいかがでしょう?
見た目のサプライズや、あっと驚く具材の組み合わせ方などのアイデアが満載の『毎日食べても飽きない 定番鍋 アイデア鍋 異国鍋』(著者:中島武)から、大きな肉だんごがインパクト大の「王(ワン)さんの大きな肉だんご鍋」の作り方を紹介します。
黒酢の風味を少しきかせるのがコツ「王さんの大きな肉だんご鍋」
肉だんごはひき肉だけで作るとかたくなりやすく、味も単調で飽きてしまうので、野菜をたっぷりいれます。
材料(4人分)
肉だんご
豚ひき肉……600g
キャベツ……50g
れんこん……50g
玉ねぎ……50g
塩……小さじ1
こしょう……少々
卵……1個
煮汁
鶏がらスープ……カップ4
塩……少々
しょうゆ……大さじ3~4
こしょう……少々
黒酢……大さじ2
きくらげ(もどしたもの)……50g
白髪ねぎ……適量
香菜(シャンツァイ)……適量
作り方
[下ごしらえ]
①肉だんごを作る。キャベツ、れんこん、玉ねぎはみじん切りにする。ボウルにひき肉を入れ、塩、こしょうを加えて粘りが出るまで混ぜる。卵を加えてよく練り、最後にみじん切りにした野菜を加え、サッと混ぜ合わせる。
②①を好みの大きさに丸める。
ここでは、大きい肉だんごを3個と小さい肉だんごを6個作ります。大きい肉だんごは1個150g。小さいほうは1個30g。
③ 鍋に煮汁の材料を合わせる。
[卓上コンロで]
④ ③を火にかけ、煮立ったら②の肉だんごときくらげを入れる。アクをとり、弱めの中火で10分ほど煮込む。
⑤ ④に白髪ねぎと香菜(シャンツァイ)を加えていただく。肉だんごは切り分けてもよい。
際コーポレーション株式会社 代表取締役。1948年1月27日、福岡県生まれ。1970年、拓殖大学卒業。1990年、際コーポレーション株式会社設立。中国料理店で独創的かつ力強いスタイルの店造りを確立し、その後、イタリアン、アメリカン、和食など幅広いジャンルで展開。鍋料理の専門店としては「ゆるり屋」(渋谷・京都)、「玉乃葉ぐーや」(西麻布)などがある。著書には『紅虎流自慢料理67 男子厨房で遊ぶべし』『ハングリー 日本を明るくするバカ力』(以上、講談社)、『繁盛道場 愛されるお店をつくる二十二の法則』(日本経済新聞出版社)、『そのお店、いまなら再生できます』「簡単につくれる おいしい麺と餃子」(以上、柴田書店)がある。
ゆるり屋 渋谷道玄坂店
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