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2018.08.05

レビュー

【初心者でも国宝級?】インスタ映えで話題「スクラッチ・世界の猫」をやってみ た!

スクラッチ。
子どもの頃、画用紙をカラフルに塗ったあと黒のクレヨンで塗りつぶし、黒を引っ掻いていくと下の綺麗な色が出てきた……。
花火、星、魚……色んなものを描いた記憶……。

あのドキドキしたときめきを、大人用に、そして最高に可愛く美しい形で楽しめる「スクラッチシート」ができました!
なんとテーマは「世界の猫」。猫好きにはたまらない!
愛くるしい世界の猫たちが、各国のカラーとともに出てきます。

では早速やってみましょう。

届いた箱。とても繊細な品物のため、中はダンボールや紙で丁寧に梱包されています。

箱を開けると、6枚のシートとスクラッチペンが出てきます。

「なんだか線がいっぱいで、細かくて、できる気がしない……」と自信をなくさなくても大丈夫です!

黒い部分はとても柔らかくて、子どもからお年寄りまで、らくらくスーっと削れます。
スクラッチペンもとても使いやすいんですよ。


■ここが楽しくて魅力的!

【楽しいポイント1】誰でも簡単、削るだけの作業!

塗り絵のような技術がなくても、色彩センスがなくても、ペンでスーっと軽くこするだけ。
誰でも完成度の高いアートな1枚が完成します!

1ミリでもズレたら失敗……なんてことはありません。ちょっとくらいズレても影響がないように下の絵が着色されています。不器用だから不安……という方でも安心してください!

ガリガリしなくても、ペンをすっと動かすだけで……

あっという間にこんなに綺麗な色が出てきました!


【楽しいポイント2】自分で用意する道具はほとんどなし。すぐに始められる!

シートと付属のペンだけでもすぐに始められます。
削りカスをより綺麗に払うために、コットンパフ、化粧筆、綿棒があると仕上がりがより美しくなります。

削りカスは粉々にならず、まとまる系なのがうれしい。部屋に散らかりにくいです。
まずは大まかにコットンパフや筆で払い……

それでも残る細かい汚れは……

綿棒でキュッキュと滑らすと艷やかになります!


【楽しいポイント3】どんな風に削るか、どのくらい削るか、全て自由!

・細い線にするか、太い線にするか
・どこを削るか削らないか
・下絵にないオリジナルの線を削る などなど……
全て自由です!
なので完成作品は100人いたら100通り!



ペンを立てれば細い線、寝かせるほど面が削れます。

縁取り線を削ってみると、ここは下が白と水色のストライプであることがわかるので……


全部削る、線だけ削る、しましまに削る……どれを選ぶかによって全く違う結果に。

これらのスイーツも……

線だけ削るとこうだけど……

さらに削ると色んな色が出てきました。下地に水玉模様など仕掛けもたくさん! 削ってからのお楽しみ。


【楽しいポイント4】黒猫にするか白猫にするか選べる!

猫のメインの毛を削らなければ黒猫。削れば白猫(フランスは桃猫、日本は三毛猫)。
あなたは白猫派? 黒猫派? どちらも可愛くて迷ってしまいますね。


【楽しいポイント5】正方形なのでインスタにアップするのにちょうどいい!

完成品をそのまま飾るのはもちろんのこと、写真に撮るとホログラムが虹色に輝いたり、色が一層鮮やかに浮き出たりと、また一味違う味わいが出ます。

正方形のシートはインスタにちょうどいいですね! 
アップしたら「これどうやったの?」と驚きと賞賛の嵐間違いなし。


■注意
いくら猫が好きでも、猫はいない時に作業した方が安心でしょう。幼児も。
ちょっとひっかくとすぐ黒い部分が削れてしまうので。猫と子どもは寝てる間がいいでしょう(笑)。
精神的にも集中できますし、自分の爪でも簡単に傷がつくので、注意です。

■アメリカの猫×ポップカラー

さあ、実践です! 初めてなので試行錯誤です。

まず縁取り線を削ってから……

大きく削る!

このやり方が私には向いていました。
一度線を削ることで下の色が見えるので、どう削るのか色の計画が立てられます。

削りづらいところは紙をくるっと回して……削る!

こうしてできたのがこちら!

元気なビビッドカラーに、スイーツ、摩天楼のアメリカ。黒猫バージョン。

白猫にするとイメージがガラッと変わります!


■トルコの猫×エキゾチックカラー

幾何学や植物を模したイスラム模様が美しい……。

猫ちゃんはブルーの瞳!

完成品はこちら。黒猫バージョン。

虹のような下地がとても美しいので、あえてシンプルに線だけの仕上げにしてみました!

白猫もやりましたが、高貴で美しい猫になりましたよ! みなさんやってみてください。


■日本の猫×和のカラー

まず線だけを削ってみました。

和っぽく繊細な線を入れてみたらどうかな? と欲と工夫が出てきました。

オリジナルの線を模様として入れてみることに

そして完成しました、日本の三毛猫!

文字まで入れてしまった(笑)。やりすぎ。


■イギリスの猫×金色ホログラム

イギリスだけ異色です! 下地の色が金色一色なのです。

キラキラのゴールドと黒がスタイリッシュでかっこいい! 
線だけ削っても十分素敵です。
私はポイントポイントの面も削ってみました。


いかがでしたか?
子どもには集中力アップや脳トレ、大人にはストレス解消。いろんな脳への効果も期待できそうです。
ひとつの作業に集中して雑念が頭に入ってこない状態はとっても快感ですよね!

あなただけの世界に1枚の作品を、スクラッチで手軽に可愛く作ってみませんか?

レビュアー

野本紗紀恵 イメージ
野本紗紀恵

一級建築士でありながらイラストレーター・占い師・芸能・各種バイトなど、職歴がおかしい1978年千葉県生まれ。趣味は音楽・絵画・書道・舞台などの芸術全般。某高IQ団体会員。今一番面白いことは子育て。

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