■和食とハーブが合う! ひじき×パセリ、焼きとり×タイム、浅漬けにも『こんなに使えるハーブレシピ』
みなさんはハーブを使った料理というと、どんな料理が思い浮かびますか? 手の込んだ洋風料理が思い浮かぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「実は、ハーブは白いご飯やしょうゆ味にも合うんです」。そう教えてくださったのは、フードコーデネーターの七沢なおみさん。そこで七沢さんの著書『こんなに使える!ハーブレシピ』より、人気のハーブを使った和食レシピをご紹介します。
イタリアンパセリとピーマンのひじきあえ
ビタミン、ミネラル豊富なイタリアンパセリと、鉄分たっぷりのひじきを合わせた体にやさしい副菜です。
材料(2人分)
イタリアンパセリ……3~4本
ひじき(乾燥)……8~10g
ピーマン(赤、緑)…… 各2個
ごま油…… 大さじ1
酒、しょうゆ…… 各大さじ1
砂糖…… 小さじ1
いり白ごま…… 少々
作り方
①ひじきはたっぷりの水につけてもどし、水けをきる。ピーマンはへたと種を取り除いて細切りに、イタリアンパセリはざく切りにする。
②フライパンでごま油を熱し、1のひじき、ピーマンを中火で炒める。酒、しょうゆ、砂糖を加え、汁けがなくなったら火からおろし、1のイタリアンパセリを加えてごまをふる。
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焼きとりのタイム風味
買ってきた焼きとりの鶏レバーを使うから下ごしらえなしであっという間にできてしまいます。鶏レバー以外にも、お好みの焼きとりで作ってみてください。
材料(2人分)
タイム……2~3本
焼きとり(市販・鶏レバー)……3~4串
しし唐……12 ~ 14本
にんにく……1かけ
オリーブオイル…… 大さじ2~3
塩…… 少々
作り方
①焼きとりは串からはずす。にんにくは薄切りにする。
②フライパンでオリーブオイルを熱し、にんにく、タイムを軽く炒め、焼きとり、しし唐を加えて中火でこんがりと焼き、塩をふる。
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きゅうりとなす、ディルの浅漬け
北欧ではピクルスに使われるディルを浅漬けに応用。味が引き締まって、ご飯にもよく合います。塩こうじがなければ、塩でもむだけでもおいしくつくれますよ。
材料(作りやすい分量)
ディル……1~2本
きゅうり…… 2本
なす…… 2本
塩こうじ…… 大さじ2~3
作り方
①ディルは粗く刻む。きゅうりとなすは一口大に切り、なすは水につけてあく抜きをし、水けをきる。
②ボウルに1を入れ、塩こうじを加えてよく混ぜる。保存容器などに入れて冷蔵庫で半日ほどおき、味をなじませる。食べるときは軽く水洗いして水けを絞り、器に盛る。
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フードコーディネーター。「LEE」「MORE」などの雑誌や料理単行本でスタイリストとして活躍後、おうちカフェやデザート、薬膳レシピなど、持ち前のセンスを活かした簡単でおしゃれな料理の本を手がける。数年前に更年期に伴う倦怠感にとらわれ、園芸療法の一環として市民講座で園芸を基礎から学ぶ。現在は趣味の園芸を楽しみ、近所の公園の園芸ボランティアとしてハーブガーデンを担当。著書に『かんたん! 幸せ! 冷たいデザート』(講談社)、『パン作り12か月』(共著、文化出版局)、『お部屋で「薬膳カフェ」』(祥伝社) など。
『こんなに使える!ハーブレシピ』のほか、料理、ファッション、ダイエット・美容など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。