終戦の日といえば、もっと国民全員ヒザをついて大号泣みたいなイメージがありましたが、そうでもなかったようです。この作品はフィクションですが、著者は終戦の頃、信州に疎開していたそうなので、この風景はわりとリアルなものなのではないかなと。3コマ目の歌は「極道小唄」とか「ヤクザ小唄」というものらしいです。不良はみんな歌ってたそうです。(カラスヤ)
レビュアー
1973年生まれ。漫画家。著作に『カラスヤサトシ』『カラスヤサトシのおしゃれ歌留多』『強風記』『喪男の社会学入門』『毎日カラスヤサトシ』『オレは子を見て育とうと思う』『カラスヤサトシの世界スパイス紀行』『おとろし』など多数。『アフタヌーンはカラスヤサトシのもの』を「アフタヌーン」で連載中。近刊に新書館『カラスヤサトシの孫子まるわかり』、講談社『カラスヤサトシ』9巻、リイド社『カラスヤサトシの戦国散歩』があります。
近況:仕事場に仮眠の場を設けて以降、油断するとずっと仮眠しております。