PICK UP

2026.10.17

編集者のおすすめ

New

人気児童文学作家5人の競作シリーズ第5弾は、デビュー20周年の記念作!

物語に登場する会社は講談社がモデルです

工藤純子さん、菅野雪虫さん、濱野京子さん、廣嶋玲子さん、まはら三桃さんといった、人気児童文学作家5人による競作シリーズの最新作『もりもりの出版社』が刊行されました。毎回「図書室」「本屋さん」「ブックカフェ」など本にまつわる場所を舞台にしてきたシリーズで、5作目の今回は出版社が舞台。5人の小学生が大手出版社「森々館」に会社見学で訪れ、それぞれ不思議な出来事に出合う……というストーリーです。

じつはこの森々館、講談社がモデルになっています。創作にあたって、工藤さん・菅野さん・濱野さんが講談社を訪問し、学生を対象に行っている「会社見学」に帯同。兵庫県の高校生たちと一緒に社内を歩き、座学を聴講したという体験が本作の執筆に活かされています。物語の中で子どもたちは、歴史ある社屋に感嘆し、マンガ編集部のフロアでポスターやPOPを見て大興奮。談話室(ホワイエ)、カフェテリア、図書資料室を見学し、スタジオで「アー写」風に記念撮影をしますが、これは「会社見学」のコースを辿ったものです(実際にはセキュリティーの都合上、編集部への立ち寄りはできないのですが)。

講談社をときどき訪れることのある著者のお三方にとっても、ふだんは編集部の会議室での打ち合わせが主なので、今まで行ったことのない場所に足を踏み入れたことは新鮮な体験だったそうです。特に、図書資料室やカフェテリアに展示されている創業当時からの書籍・雑誌を見て、改めて講談社の歴史を感じたとのことでした。

──児童図書出版部 中田雄一

あらすじ

「出版社の森々館」へ会社見学にやってきた5人の5年生。マンガのキャラクターのコスプレをしたお兄さんと、白いワンピースのお姉さんに案内されながら、歴史ある旧館、マンガ編集部、談話室(ホワイエ)、図書資料室と、本が生まれる現場を見て回りますが、それぞれ、ちょっと不思議な出来事に出会います……。

もりもりの出版社

著 : まはら 三桃
著 : 工藤 純子
著 : 廣嶋 玲子
著 : 菅野 雪虫
著 : 濱野 京子

オンライン書店で探す 試し読みをする 詳細を見る

著者のみなさん

まはら三桃(まはら・みと)

福岡県生まれ。2005年、「オールドモーブな夜だから」で第46回講談社児童文学新人賞佳作に入選(翌年『カラフルな闇』と改題してデビュー)。『おとうさんの手』が第23回読書感想画中央コンクール指定図書に選定。『鉄のしぶきがはねる』で第27回坪田譲治文学賞、第4回JBBY賞を受賞。
工藤純子(くどう・じゅんこ)

東京都生まれ。2006年、『Go! Go! チアーズ』(ポプラ社)でデビュー。『セカイの空がみえるまち』で第3回児童ペン賞少年小説賞、『サイコーの通知表』で第3回福井市こどもの本大賞を受賞。
廣嶋玲子(ひろしま・れいこ)

神奈川県生まれ。2005年、『水妖の森』(岩崎書店)で第4回ジュニア冒険小説大賞を受賞して、翌年デビュー。『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞を受賞。
菅野雪虫(すがの・ゆきむし)

福島県生まれ。2002年「橋の上の少年」で第36回北日本文学賞を受賞。2005年、「ソニンと燕になった王子」で第46回講談社児童文学新人賞を受賞(翌年『天山の巫女ソニン(1)  黄金の燕』と改題・加筆してデビュー)。同作で第40回日本児童文学者協会新人賞を受賞。
濱野京子(はまの・きょうこ)

熊本県に生まれ、東京に育つ。2006年、『天下無敵のお嬢さま!(1)  けやき御殿のメリーさん』(童心社)でデビュー。『フュージョン』で第2回JBBY賞、『トーキョー・クロスロード』で第25回坪田譲治文学賞を受賞。

こちらもおすすめ

おすすめの記事

編集者のおすすめ

ルッキズムってなに?──日常に潜むモヤモヤに切り込む、23の事例と解説

  • 担当編集者
  • 心理
  • 友情

編集者のおすすめ

児童文学に新星! 講談社と小学館でダブル受賞の快挙!!『王様のキャリー』

  • 担当編集者
  • スポーツ
  • 小説

レビュー

書くことが得意になれる! 詩人・小説家の小手鞠るいさんが教える実践的文章レッスン

  • 文学
  • 中野亜希
  • 学び

最新情報を受け取る

講談社製品の情報をSNSでも発信中

コミックの最新情報をGET

書籍の最新情報をGET