本書では、日本のアレルギー研究を担う19人の専門家が、人体のミクロな世界で起きている反応の仕組みや、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーといった個別の疾患の最新研究などを丁寧に解説。2025年のノーベル生理学・医学賞のテーマとなった「制御性T細胞」など、免疫細胞たちの活動を通じて病態を正しく知り、アレルギーや私たちの体と正しく向き合うことを目指す一冊となっています。また、「患者増加の謎に迫る有力仮説」「大人になってから発症する人がいる理由」といった疑問や、次世代のアレルギー治療法開発の現在地など、最新科学でアレルギーの実像に迫ります。
科学に基づく新しい知識を、この一冊から!
──学芸第二出版部 出口拓実







