資料の作成や整理、簡単な画像、動画の作成など、これまでならプロの業者に発注して何日もかかっていた作業がわずかな時間、低予算でできてしまうことは驚きです。
AIを相手に悩み相談している人や、AIが「恋愛相手」になったという人さえいます。
人間社会の新しいパートナーになりつつあるAIですが、実は意外に不器用で、「騙(だま)されやすい」面があるということをご存じでしょうか。
この本の著者・宮田晋次さんは車の運転中などの空き時間に毎日AIと「会話」を楽しんでいるヘビーユーザーで、IT企業で最高技術責任者(CTO)などを務めたあと、現在はシステムの脆弱性を調べる会社を起業し、ホワイトハッカーの競技会で世界上位に食い込んでいます。
宮田氏は、AIには、人間と違った多くの特徴があるといいます。
AIは大量のデータを回覧し、そこから「もっとも適切そうな回答」を導き出しているため、その特徴を悪用されれば、AIを「騙す」ことも可能になってしまうといいます。
たとえば――
AIは地図を読むのが苦手?
AIは時間を感じない?
AIは長話で騙されやすい?
AIが高級車を1ドルで売ってしまった?
人材採用AIエージェントの弱点とは
AIに「中国のスパイは誰?」と聞いてみたら――
など、本書にはAIの「使いこなし」のために必須の知識が満載です。
──企画部 T.A.