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2024.05.20

レビュー

将来の夢も漫画に興味がない少年が、ベストセラー 漫画家になれたのは?

漫画家といえば、憧れの職業のひとつでしょう。人気の漫画家や作品に憧れ、その仕事を目指す人が少なくありません。しかし、ベストセラー漫画家の三田紀房さんは、実は30歳を過ぎて実際に漫画家になるまで、自分が漫画家になるなんて、まったく想像していなかったそうです。

きっかけは、なんと人生の大ピンチ。30歳を前にして、実家の洋品店に1億円もの借金があることが判明。「カネが欲しい」という一心で、漫画雑誌の新人賞(大賞100万円)に応募したのでした。

今でこそ『ドラゴン桜』『アルキメデスの大戦』など数々のヒット作を生み出し、億のカネを稼ぐようになった三田さん。ここに至るまでの大逆転の根底には、三田さん独自の思考方法や発想がありました。本書は、漫画家を目指す人はもちろん、ピンチに陥って苦しむ人にも参考になるヒントがたくさんちりばめられています。

──講談社ビーシー 坂本貴志

レビュアー

担当編集者

講談社ビーシー

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