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イベント前夜に忽然と姿を消した伊勢丹新宿店 店長。何者かに連れ去られた形跡が!
犯人は店内にいる!? 消えた店長を探し、犯人を追え!
「名探偵がトリックを見抜き、不可解な謎を論理的に解決する」
ミステリの王道<新本格ミステリ>の30周年を記念した伊勢丹とのコラボレーション企画! 参加者が探偵となり、トリックを暴くミステリツアー。館内で証拠や証言を集めながら犯人の足取りを追う!
有名デパートがひとつの“クローズドサークル”となった今回のミステリ・イベントですが、“クローズドサークル”といえば忘れてはいけない名作があります。それが……
『十角館の殺人』です。
綾辻行人さんのデビュー作品となったこの長編推理小説は1987年に出版されました。この作品が嚆矢となって日本のミステリ界に“新本格”とよばれる作品が続々と誕生しました。
『十角館の殺人』とは……、
有名な推理作家にちなんだニックネームで呼び合っているミステリ研の7人の大学生たちが十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島(つのじま)を訪れた。この館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。そこには4人の他殺体が残されていた……。その館・十角館を訪れた時、連続殺人が起こった! 予告通り次々に殺される仲間。犯人はメンバーの1人なのか!?
終幕近くの“一行”が未曽有の世界に読者を誘いこむ100万部超えのベストセラーです。
舞台となった建物にはこんな声がよせられています。
──この館ほどシンプルで、洗練されていて、かつ物語に溶け込んだ架空の建物は他にはない。何よりも「ここでなにが起こるんだ!?」という期待感が半端ないのだ。──(周木律)
多くのミステリ作家に影響を与えた「謎の館」
周木律さんは、こんな言葉も語っています。
──十角館がなければ生まれなかった作家は、きっと何十人もいるに違いない。かく言う僕もそのひとりである。──
大傑作のこの作品、ほんとうに多くの作家から称賛の声がよせられています。
──新本格の鶏鳴(けいめい)となったこの物語は単なる記念碑に留まらず、今なお強烈なエネルギーを発しています。それに触れることで僕らは当時の興奮と熱狂を追体験し、ミステリの可能性に胸を躍らせます。だからこそ僕らはこの物語を愛してやまず、だからこそこの物語は三十年間読み継がれてきたのでしょう。──(青崎有吾)
──これからも、私はずっと綾辻行人の「待望の」「新しい」ミステリを一読者として待ち続けるだろう。──(恩田陸)
多くのファンに愛され、多くのミステリ作家を生み出した『十角館の殺人』、この作品が切り開いた「新本格ミステリ」はこれからも多くの作品をミステリファンにおとどけします。
■『ISETAN×講談社新本格ミステリ×ミステリーナイト プレミアムフライデースペシャルイベント 伊勢丹店長失踪事件』のお知らせ■
場所:伊勢丹新宿店
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目14ー1
営業時間:10時30分~20時00分
TEL:03-3352-1111
開催日時:2017年9月29日(金) 15時00分~18時45分
受付開始時間:14時50分
参加費:無料
所要時間:45分~60分
参加人数:640名
事前予約:9月6日(水)予約スタート
下記のURLイベントページよりお入りください
http://www.epin.co.jp/isetan_myster
当日受付:枠あり
受付場所:伊勢丹新宿店本館7階 中央エスカレーター脇 特設会場
※当日、ビストロカフェ レディース アンド ジェントルメンにてヒントがもらえる特別メニューあり
http://www.transit-web.com/shop/bistrocafe/
今回のイベントのもととなった「新本格ミステリ」ってなに?
<名探偵>がトリックを見抜き、不可解な謎を論理的に解決する、ミステリの<王道>とも言える推理小説の呼称です。綾辻行人さんの『十角館の殺人』刊行により誕生し、2017年9月に30周年を迎えます。
この30周年を記念し次の書籍が発売されます。お楽しみに! 詳細はこちら⇒http://shkm30.com/
■『十角館の殺人 限定愛蔵版』9月6日発売予定!
■『7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー』(綾辻行人、歌野晶午、法月綸太郎、有栖川有栖、我孫子武丸、山口雅也、麻耶雄嵩)9月7日発売予定!
■『謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー』(東川篤哉、一肇、古野まほろ、青崎有吾、周木律、澤村伊智)9月22日発売予定!
■『謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー』(はやみねかおる、恩田陸、高田崇史、綾崎隼、白井智之、井上真偽)10月20日発売予定!
『十角館の殺人』:1987年に刊行された綾辻行人による長編推理小説。十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける。発行部数は100万部を超える。本作の刊行により新本格ミステリ・ムーブメントが巻き起こり、若手作家のデビューが相次ぎ、「新本格」は1つのジャンルとして認知されるようになった。2015年英訳版が刊行され、ワシントンポスト紙で絶賛された。現在シリーズ9作が刊行され、継続中。
『ミステリーナイト』:目の前で起きた事件の謎を解く、参加型の本格推理イベント。参加者自身が探偵となって、事件の状況、容疑者の行動・発言、証拠品や証言をもとに犯人とトリックを暴くことを目的とする。1987年に日本で一番最初に誕生し、推理ファンに長く愛され続けている。詳しくはこちら⇒ http://www.epin.co.jp/mystery_night/
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