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明治16年1月の大阪坂町 屋敷の庭先──カラスヤサトシの文庫で100年散歩
(著:里見弴)
フグに当たる人は今はかなり少なくなってますが、昔はたくさんいたようです。「浜辺に埋めるとよい」などともいったそうで、海水浴で砂に埋まるのとなんか関連あるのでしょうか。ってそれもそういや近頃見ないですが。砂風呂はデトックス効果ありなどといわれていますが、そういうことなのでしょうか。小説の短さが頓死のあっけなさとリンクしてフグ毒の強力さを際立たせています。ぜったいちゃんとした人が調理したフグ料理を食べよう。(カラスヤ)
レビュアー
1973年生まれ。漫画家。著作に『カラスヤサトシ』『カラスヤサトシのおしゃれ歌留多』『強風記』『喪男の社会学入門』など多数。『アフタヌーンはカラスヤサトシのもの』を「アフタヌーン」で連載中。近刊予定書に『毎日カラスヤサトシ』第1巻(講談社)、『オレは子を見て育とうと思う』(竹書房)があります。どちらも3月23日発売予定です。
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