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2014.10.10

レビュー

大正15年秋の東京本郷断崖の下──カラスヤサトシの文庫で100年散歩

大正15年12月に大正天皇崩御し、暮れにに1週間ほどだけの昭和元年がおとずれます。崖下のあばら家でそのニュースを聞いた2人は何を思ったことでしょう。作者のほぼ自伝的な私小説だそうですが、あまりに息苦しく、どうしようもなく。それはそうと、本郷あたりは今でも崖の面影が見えるところがあるそうで、今度行ってみようと思います。(カラスヤ)

業苦・崖の下

著 : 嘉村 礒多
解説 : 秋山 駿

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レビュアー

カラスヤサトシ

1973年生まれ。漫画家。著作に『カラスヤサトシ』『カラスヤサトシのおしゃれ歌留多』『強風記』『喪男の社会学入門』など多数。『アフタヌーンはカラスヤサトシのもの』を「アフタヌーン」で連載中。

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