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2023.01.05

レビュー

偏差値30から慶應大学、海外名門大学院に留学…大ヒット作『ビリギャル』のビリギャル本人が考える「勉強する意味」と「自分らしく生きる」ために必要なこと。

かつて偏差値30から慶應大学に入学し、ビリギャルとして話題になった小林さんは、34歳でコロンビア大学教育大学院に合格し、現在留学中。英語を母国語とする人が大多数の環境で勉強することで、再び「ビリ」になったと感じていることから、このタイトルになりました。とはいえ、この「ビリ」はあくまでもポジティブな意味。どん底に見える状況には伸び代(しろ)しかないと考えている彼女の、勉強ができないと諦めていたり、勉強に意味を見出せない人たちに向けて、勇気と希望を伝えたい、という思いが込められています。

本書は、『キラッキラの君になるために』(マガジンハウス)として世に出ていた作品に、留学までの道程を加筆していただいたもの。偏差値一辺倒になりがちな日本の教育のなかで失敗、挫折を繰り返した小林さんが考える、勉強する意味や、夢を叶えるためのヒントetc……。綴られる言葉に刺激を受け、パワーがもらえる1冊です。

──FRaU事業部 瀬尾幸子

レビュアー

担当編集者

FRaU事業部

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