大人になっても「ぷよぷよ」って楽しい
小中高、どの時代でも無心になって「ぷよぷよ」で遊んだ。日本が誇るアクションパズルゲームの金字塔だ。いったい何時間をプレイに費やしんたんだろう。でも無理はない、あれは遊んじゃう。まずビジュアルがいい。ぷよが同じ色同士で隣り合うとくっつくのも可愛いし、目がちょこちょこ動くのも可愛い。
で、私のようなユルユルかつ闘争心がまったくないゲーマーでも「あれ? 私ってぷよぷよ上手くない?」と錯覚して爽快感につつまれる瞬間が必ずある。名作。
ということで「昔たっぷり遊んだ大好きなゲーム」のひとつだったわけですが、2019年に東京ゲームショウを取材したときに「ぷよぷよ」と再会しました。eスポーツの種目の1つになっていたんです。小学生の女の子が「将来はプロゲーマーになりたいです!」と元気よく答えてくれるし、当然めっちゃくちゃ上手い。圧巻のぷよさばきを拝んだ。「ぷよぷよ」って誰かのプレイを観戦するのも楽しいんですよね。
ああ「ぷよぷよ」が今もたくさんの人たちに愛されている。うれしい。
きっと『ぷよぷよ めちゃもりステッカーブック』を手に取って「なつかしい」と悶絶する人も大勢いるはず。ぷよぷよのシールが224枚納められている。
かわいい。
あの赤いお魚、誰だっけ!?
『ぷよぷよ めちゃもりステッカーブック』の中身はこんな感じ。
ぷよぷよがギッシリ! 期待通りの展開。ちゃんと同じ色は3つ以内で並んでいるのも芸が細かい(4つ揃うと消えてしまうんです)。こんなふうに直球なシールもあれば、次のような「あっ、このキャラ知ってる!」と思い出すシールもたくさん。
とくに上から3段目の右から2番目のお魚! めちゃくちゃ覚えてる! ぷよぷよの敵キャラで出てきたんですよ。で、窮地に立たされるとこんなふうに泣いて地団駄踏んで怒ってた気がする。ああ名前が思い出せない! でもお前のことめっちゃ覚えてるよ! 誰だっけ?
と思ったら、このステッカーブックの最後には親切なことに「ぷよぷよキャラクターずかん」があった。必死で「あのお魚は誰よ?」と図鑑を調べたところ……、
いた~! “すけとうだら”!! そうそう、そんな名前だったね。あーなつかしい。また会えてうれしいよ!
もちろん、メインキャラクターの“アルル”や“カーバンクル”もいる! かわいい。
ゲームが始まる時にアルルは「いっきまーす!」って言ってた言ってた! なつかしいなー。
ということで、貼ってみました。
めちゃくちゃ目立つMacBookになった。大きなぷよぷよのシールは存在感抜群。そして、お気に入りの我がすけとうだらは外せない。私の美的センスはさておき、224枚もあるからぺたぺた好きに貼れて気持ちがいい。
小さなぷよぷよのシールもたっくさんあるのでカレンダーに貼ってもよさそう。やってみました。
「ぷよぷよ」がいっぱい。実際に貼ってみて改めてわかったのですが、ぷよって集まるとホントかわいい。もりもりに貼るのが楽しい。大満足。
かつて「ぷよぷよ」をたくさん遊んだ大人はもちろん、今まさに遊んでいる子ども(と大人)も楽しめるステッカーブックです。ぜひペタペタ貼って楽しんでください!
レビュアー
元ゲームプランナーのライター。旅行とランジェリーとaiboを最優先に生活しています。