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2019.06.10

特集

アロマフレスカ直伝③ ひき肉を使わないミートソースが絶品すぎる

■家でも本格イタリアンが楽しめる! アロマフレスカ風ミートソースの作り方

「アロマフレスカ」といえばイタリア料理の名店。「アロマフレスカ」のシェフ原田慎次さんに、家庭でも楽しめるイタリアンレシピを教えていただく、第3回目は『アロマフレスカ直伝 おいしさに差がつく! イタリアンのコツ60』からトマトソースのアレンジレシピ「アロマフレスカ風ミートソース」の作り方を紹介します。

アロマフレスカ風ミートソース

原田流のミートソースをはじめてお店で出したときには“新感覚のミートソース”と話題になりました。ひき肉を使わず牛薄切り肉を使うことで、ブツブツではなく、ふんわりとした食感に仕上がります。ワンランク上のオリジナルミートソースを味わってください。

材料(2人分)

アロマフレスカ風ミートソース(作りやすい分量/でき上がり約900g)

牛薄切り肉(すき焼き用)……600g

塩、こしょう……各適量

玉ねぎ……1個

オレガノ……2つまみ

ブイヨン……600ml ※本書では湯300mlに固形スープの素1個を溶いたものをブイヨンとして使います。

トマトソース……200g(基本のソース「トマトソース」 参照

白ワイン……180ml

オリーブ油……15ml

アロマフレスカ風ミートソースパスタ

ペンネ……160g

アロマフレスカ風ミートソース……250g(上記参照)

バター……20g

パルミジャーノ・レッジャーノ……20g

パスタのゆで汁、塩……各適量

イタリアンパセリのみじん切り、黒こしょう……各少々

作り方

アロマフレスカ風ミートソースを作る。

①牛肉をバットに広げ、塩、こしょうをする。玉ねぎは縦半分に切って1cm幅のくし形切りにする。

②鍋にオリーブ油を入れて中火にかけ、玉ねぎを加えて軽く色づくまで炒める。牛肉をのせ、弱火にして加熱する。

③肉の色が変わったらオレガノをふり入れて軽く混ぜ合わせ、ふたをして5分ほど加熱する。ふたを取って強火にし、水分がなくなるまで炒める。白ワインを加えてアルコール分をとばす(20~30秒)。

④ブイヨンとトマトソースを加えてふたをし、1時間~1時間30分煮込む。ホイッパーなどで全体をよくつぶす。

煮込む時間は肉の厚みで変わる。しゃぶしゃぶ用を使うと1時間以内で柔らかくなる。アクが浮いてきたら取り除く。

コツ:煮込んだらホイッパーでつぶす。

薄切り肉を煮込んで柔らかくなっても、そのままだと肉の形が残ったままです。ホイッパーでつぶすと、ほろほろになった肉がばらばらになって、なめらかなソースへと変身していきます。これこそが新感覚のミートソース。ぜひ、この方法で作ってみてください。ひき肉との差は歴然です。

アロマフレスカ風ミートソースパスタを作る。

①フライパンにミートソースを入れ、バターを加えて溶かす。

②アルデンテにゆでたペンネを加えてからめ、ゆで汁と塩で味をととのえ、パルミジャーノを加えて混ぜる。

③器に盛り、イタリアンパセリと黒こしょうをふってできあがり!

その他にも『アロマフレスカ直伝 おいしさに差がつく! イタリアンのコツ60』では鍋1つでできる「きのこいっぱいのリゾット」や、「仔羊のパスタ包み焼き」の作り方も紹介しています。ぜひ、ご自宅でも名店の味をお楽しみください!

  • きのこいっぱいのリゾット

  • 仔羊のパスタ包み焼き

出典元:https://kurashinohon.jp/1057.html

原田慎次(はらだ・しんじ) イメージ
原田慎次(はらだ・しんじ)

1969年生まれ。栃木県出身。A型。六本木「ヂーノ」で修行を積み、青山「ジリオーラ」で4年間シェフを務める。 98年広尾に「アロマフレスカ」を開店。フレンドリーなサービスと独自な野菜を中心としたヘルシー料理で予約が殺到する人気店になる。原田シェフの作り出す斬新かつ繊細な現代イタリア料理が高く評価され、ミシュランガイド東京にて2008年から現在に至るまで連続で星を獲得。

• リストランテ アロマフレスカ/サーラ アマービレ

『アロマフレスカ直伝 おいしさに差がつく! イタリアンのコツ60』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。

講談社くらしの本はこちら

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