■発酵なしで簡単! 薄力粉で作る手作りパンレシピ「バナナブレッド」
思い立ったらすぐ作れてアレンジも簡単、今や大人気のクイックパン。今回は料理研究家、上田淳子さんの著書『発酵なしでウルトラ簡単 パン、ピザ、中華まん』から、ボウル1つで作れるアレンジパン「バナナブレッド」のレシピを紹介します。朝食にもおやつにもぴったりです。
材料/20×20cm・1枚分
基本の生地の材料
薄力粉……150g
ベーキングパウダー……大さじ1/2
砂糖……大さじ1
塩……小さじ1/3
溶き卵……1/2個分
牛乳……60ml
ヨーグルト※……60g
バナナ……2本(約200g)
砂糖……40g
スライスアーモンド……10g
ヨーグルトはメーカーによって多少かたさが違いますが、プレーンならどれでもOKです。ただしヨーグルトといっしょに乳清(ヨーグルトの水分)をたくさん加えてしまうと、生地が柔らかくなりすぎてしまう恐れがあるので、入れすぎないのがポイントです。
作り方
① 大きめのボウルにバナナと砂糖を入れ、フォークでほぼなめらかになるまでつぶす。
② 基本の生地を作る。ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を入れ、スプーンで全体を10回ほど混ぜる。※ベーキングパウダーがまんべんなく混ざるように、しっかり混ぜておくことが大切です。
③ ②に溶き卵、牛乳、ヨーグルトを入れ、粉けがほぼなくなるまでスプーンで混ぜる。
④ ①に③を加えて生地を作る。
⑤ オーブンを180度に温めておく。
⑥ オーブンシートを敷いた天パンに④をのせて20×20cmの正方形に広げ、表面にスライスアーモンドを散らす。
⑦ ⑥を180度のオーブンで約20分焼く。
⑧ 焼き上がったらケーキクーラー(網でもよい)にのせて冷まし、食べやすい大きさに切る。
保存は冷蔵で約5日、冷凍で約3週間。
本書ではパンのほか簡単に作れるピザのレシピも紹介しています。ぜひ、挑戦してみてください。
料理研究家。兵庫県神戸市生まれ。辻学園調理技術専門学校の西洋料理研究職員を経て渡欧。スイスではホテルのレストランやベッカライ(パン屋)を始め、フランスの三ツ星レストランやシャルキュトリー(ハム・ソーセージ専門店)などで修業を積み、帰国後は東京のサロン・ド・テでシェフパティシエとして勤務したのち、料理研究家として活動。大学生の双子の男の子の母であり、自らの育児経験と知恵を生かした作りやすい家庭料理のレシピが好評。子どもと家族の”食”に関する活動を行い、『るすめしレシピ』(自由国民社)、『共働きごはん』(主婦の友社)、『冷凍お届けごはん』『ひとりでできる 子どもキッチン』(ともに講談社)など著書も多数。
『発酵なしでウルトラ簡単 パン、ピザ、中華まん』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。