■「栄養満点」キレイに健康的に痩せる朝ジュース×夜スープダイエット
簡単ダイエットの専門家として雑誌やテレビ・ラジオなどで活躍中の藤井香江さんは、きちんと栄養を取りながら半年で20kgのダイエットに成功。その後も、太らない食生活を続けることでスリムな体型を維持しています。そこで、藤井さんが実践しているやせるために必要な栄養を手軽に、効率よく摂取できるメソッドをまとめた著書『朝ジュース×夜スープダイエット』の中から、代謝を上げる食材を使ったレシピを紹介します。
朝ジュース×夜スープダイエットのやり方
朝は胃が空っぽのときに生ジュースを飲む
朝は朝食の代わりに野菜とフルーツの生ジュースを飲みましょう。量はコップ1杯(200~300ml)が基本。生の野菜とフルーツは多くの酵素を含むので、自然に代謝が上がり、痩せやすい体質に近づきます。
酵素は熱に弱いので生で摂ること
胃が空っぽの状態で飲むこと
ランチは好きなものでOK!
昼食は好きなものを食べてOKです。昼食は消化が活発なので、食べたいものがあるときは昼に食べるのがベスト。朝ジュースと夜スープでは摂りにくいたんぱく質(肉、魚、大豆製品)や炭水化物(米)なども意識して摂ると、栄養バランスが整って美しくやせる力が高まります。
夜は栄養たっぷりの野菜スープ
夜は、炭水化物やたんぱく質を控えて、具だくさんの野菜スープを食べましょう。痩せるための栄養素がたっぷり摂れる野菜スープは、食べれば食べるほど、体内の老廃物や毒素が排出され、脂肪を燃やす力が高まります。
朝ジュース 黒ごまバナナソイ
バナナと豆乳で代謝アップして、痩せやすい体質をつくる! 黒ごまの美肌効果も期待できる濃厚バナナミルク。
材料
バナナ……1本(100g)
すり黒ごま……小さじ2
豆乳(無調整)……100ml
作り方
1.バナナは皮をむき、一口大に切る。
2.すべての材料をミキサーに入れ、とろりとした液状になるまで攪拌する。
夜スープ 黒酢入り酸辣湯(サンラータン)
黒酢はアミノ酸やクエン酸で脂質代謝を活性化する強い味方。からだを温めて脂肪を燃やす玉ねぎでさらに効果アップ。
材料
竹の子〔水煮〕(細切り)……1/8個
玉ねぎ(薄切り)……1/4個
生しいたけ(細切り)……2個
小松菜(ざく切り)……1株(30g)
木綿豆腐(細切り)……1/4丁
あれば刻み湯葉(乾燥)……3g
Ⓐ
|にんにくオイル……小さじ2※
|塩……1つまみ
|水……大さじ3
※にんにくのすりおろし小さじ1+ごま油小さじ2で代用可。
<スープ>
鶏がらスープの素……小さじ2
水……400ml
Ⓑ
|黒酢、しょうゆ……各大さじ1/2
|砂糖……小さじ1/2
水溶き片栗粉……片栗粉大さじ1/2+水大さじ1/2
ラー油……小さじ1
赤唐辛子(小口切り)……少々
作り方
1.鍋に玉ねぎ、竹の子、生しいたけ、Ⓐを入れ、ふたをして強火で約3分、炒め蒸しにする。
2.1に<スープ>の材料を加え、煮立ったら小松菜、豆腐、湯葉を加え、小松菜に火が通ったらⒷで味をととのえて火を止める。
3.2に水溶き片栗粉を回し入れ、木べらなどでよく混ぜながら強火にかける。鍋のまわりからとろみがついてきたら、全体を軽く混ぜ合わせ、1分30秒ほど加熱して火を止める。器に盛り、ラー油を回しかけ、赤唐辛子を飾る。
片栗粉は加熱時間が短いと水っぽくなりやすいので注意。
初めは気楽な気持ちで、まず1週間を目安に始めてみましょう。それをクリアできたら、2週間、3週間と継続してみます。ダイエットの目標を達成できたら、夜は徐々にお粥やおかずを増やして普通の食事に戻してもOK。食べすぎたり、朝ジュースと夜スープを実践できない日があってもあまり気にしなくてOK。続けることが大切です。
1975年生まれ。カクテル&ジュースコーディネーター、美容編集&ライター。 10代後半に、それまで続けていた激しい運動をやめたとたんに太り始め、50kgだった体重が70kgに。一念発起してダイエットを決意し、さまざまなメソッドに挑戦するも、ことごとく失敗。体調をくずしたのを機に、毎朝、フルーツや野菜の生ジュースを飲む「朝ジュースダイエット」をスタートし、半年で20kgの減量に成功。その後、「夜スープ」も本格的に取り入れ、16年間、体重・体型を維持している。 著書には『ココロとカラダにやさしい 今夜の飲みもの』(日東書院本社)、『フルーツ&野菜のフレッシュジュース――たっぷり酵素で代謝をUP!』(主婦の友社)、『酵素たっぷりで「やせ体質」になる! 「朝ジュース」ダイエット』(講談社)がある。
『朝ジュース×夜スープダイエット』のほか、料理、ファッション、ダイエット・美容など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。