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2017.09.24

レビュー

【名作発見】高村光太郎の晩年は、蛔虫と極寒の過酷な独居に。なぜ?

著者の仕事は編集者。その生涯で関わった作家や学者たちを回顧し懐かしむエッセイ集。高村光太郎独居の小屋は今も残されてますが、写真見るとわりとキレイで「なんだ快適そうじゃないか」などと一瞬思いますが、外側に見えるものは小屋を保存するために二重に建てられた覆い屋だそうで。「快適そう」と思った自分を激しく恥じます。一度行ってみたいものです。(カラスヤ)

レビュアー

カラスヤサトシ イメージ
カラスヤサトシ

1973年生まれ。漫画家。著作に『カラスヤサトシ』『カラスヤサトシのおしゃれ歌留多』『強風記』『喪男の社会学入門』『毎日カラスヤサトシ』『オレは子を見て育とうと思う』『カラスヤサトシの世界スパイス紀行』『おとろし』『カラスヤサトシの孫子まるわかり』『カラスヤサトシの戦国散歩』など多数。近刊にこの連載「文庫で100年散歩」を収録した『カラスヤサトシの日本文学紀行』(9月27日発売)があります。


近況:『カラスヤサトシの日本文学紀行』そろそろ発売です! 本好きの方には喜んでいただけると思います、どうぞお手に!

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