こんな華やかな建物であったことはこの本読んで初めて知りました。この30年後に原爆が落ちる、あるいは原爆が落ちる30年前はこんな風景だった。その両方がイッキに感覚として押しよせてきて、なんとも破裂しそうな気持ちになります。年末になると戦時の話が読みたくなります。夏だと生々しすぎてまともに読めないのです。でも絶対読むべき。なので冬に。(カラスヤ)
レビュアー
1973年生まれ。漫画家。著作に『カラスヤサトシ』『カラスヤサトシのおしゃれ歌留多』『強風記』『喪男の社会学入門』『毎日カラスヤサトシ』『オレは子を見て育とうと思う』『カラスヤサトシの世界スパイス紀行』『おとろし』など多数。『アフタヌーンはカラスヤサトシのもの』を「アフタヌーン」で連載中。近刊に新書館『カラスヤサトシの孫子まるわかり』、講談社『カラスヤサトシ』9巻、リイド社『カラスヤサトシの戦国散歩』があります。
近況:
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