【閲覧注意】女性誌セックス特集の集大成。30年前のスゴ技、発見！

婦人倶楽部1981年11月号の付録はなんと300ページ！にわたる別冊「完全なる性愛の技法 充たされた愛の医学」.  「愛を高めるグラインド式性感アップ法」「快感を高めるＧスポットの秘密」「実用　一人産んでからの〝名器〟づくり」……。リアルかつ実用的な特集が、婦人科・泌尿器科の医者・ドクトルチエコなど、データ豊富なセックスカウンセラー監修のもと、30年前の婦人誌で最高の目玉記事として輝いていました。時代を経ても変わらないもの、セックス。さまざまな事例に関して、医者の証言は昔も今もほぼ変わらないのも驚きです。

自称・セックスが得意という人も、実はひとりよがりな行為で相手をげんなりさせている場合が多いもの。男と女はからだの構造が違うように、そもそも感じるポイントも大違い。いつまでも性教育が不十分な日本では、セックスについて正しい知識を得るのは難しいのが現状です。

選１ 「男性は深く、長く、強い「ピストン運動」が好き。でも……
女性は浅く、小刻み、穏やかな「ピストン運動」が好き」

Ｑ　彼女を悦ばせるため、とにかく深くインサートして、ガンガン刺激しています！

Ａ「強烈なピストン運動ほど、女性も気持ちいい」というのは男性側の大きな誤解。むしろピストン運動で大切なのは、やたらと強くしたり、速くしたりしないこと。
　
ー 男性はピストン運動だけで十分射精に達するため、経験が浅かったり女性の性感に無理解な男性はこの運動だけで、自分だけの快感を得ようとしがちです。この誤りは正すようにしましょう ー
（監修／許根元・六本木美容形成外科院長　婦人倶楽部　1982年7月号「愛を高めるグラインド式性感アップ法」より）

選２ 「痛い」のは、男性器による女性器の「巻き込み」の可能性大！

Ｑ　初めてつきあった今の彼とセックスして半年。いまだに痛くて痛くてたまりません。

Ａ〝若い男のコだと、どこに挿入したらいいのか、わかっていないのかも。小陰唇を巻き込んでいる可能性がすごく高いですね。また、前戯が不充分で分泌液が少ないことも考えられます。落ちついて充分に潤ってから入れるようにしてください〟（池下育子・いけした女性クリニック銀座院長　ViVi　1993年1月号「ＳＥＸ・不安と悩みの疑問解答集」より）

選３　オーガズムは「深い一回」があればいい

Ｑ　1回のセックスで、何度もイケる人がうらやましいです。

Ａ〝女性のオーガズムには、実にさまざまなタイプがあり、汲めども尽きぬものがあります。（中略）ただ一回であろうと、オーガズムの深度が深く、完全な満足が得られればよいのです〟（増田豊・新宿東京医院院長　婦人倶楽部　1970年7月号「ほんとうの愛の極致を得る　夫婦の医学」より）

選４　「早漏」はトレーニング次第で治る

Ｑ 早漏なので、数分で果ててしまうと、彼女に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

Ａ〝早漏というのは、医学的にいうと1分未満を指すようです。男性の生理機能からみると、3分ほどで達するのがふつうのことなのです〟（監修／増田豊・新宿東京医院院長　婦人倶楽部　1981年11月号「完全なる性愛の技法　充たされた愛の医学」より）

選５　「短小」に悩む必要なし

Ｑ ペニスが小さいのがコンプレックス。そのせいで、セックスに積極的になれません。

Ａ〝巨根願望はまったく心理的なもので、勃起力があれば、短小でもセックスに支障はありません。この勃起力とペニスの硬さは、ペニスの大小よりももっと直接的に、セックスに大きな影響があります。角度が高く硬度があれば、膣壁への刺激も大きくなります〟（監修／許根元・六本木美容形成外科院長　婦人倶楽部　1981年12月号「完全なる性愛の技法　充たされた愛の医学」より）

驚くことに、時代を超えてどの医者も口を揃えているのが、正常位バリエーション（互いの骨盤と骨盤が平行の状態）のすすめ。非正常位の場合でも、骨盤平行の法則は変わりません。安心して気持ちよくなれる18の体位を、コツや注意点も含めて全イラスト図解。

素敵な男性や美しい女性モデルのセクシーな写真も、もちろん想像力をかきたてるものがあります。ただ、実際のセックスはやはり自分と相手が本当に気持ちよくなれるかどうか。他人ではない自分のからだと心をつかってするのがセックスです。本当に気持ちよくなれる技術と今さら聞けない疑問の答えを知ることで、もっとポジティブな気持ちでセックスに臨めるようになるはず！
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