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2026.09.03

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まいぜんシスターズと勉強時間をわくわくタイムに! 1回10分だからやりきれるドリル

勉強時間を最高のわくわくタイムに!

今回紹介するのは、学習ドリル。街の書店で、よく店頭の専用棚に並んでいるアレです。こうした学習ドリルの表紙を飾るキャラクターは、子どもが「勉強したい!」ではなく「欲しい!」と思う、その時代の人気キャラが務めるものですが、それが令和では「まいぜんシスターズ」なのです。新学期スタートに向けて「孫になにか買ってあげたい」という年齢層の方々に、まずはこの「まいぜんシスターズ」について説明しましょう。

まいぜんシスターズとは、YouTubeから生まれたキャラクターです。
YouTubeでは、ゲームの実況動画(プレイ動画)が一大人気ジャンルなのですが、なかでも『Minecraft(マインクラフト)』というゲームは、幼稚園~小学生を中心に圧倒的な人気を誇ります。まいぜんシスターズは、星の数ほどあるその『Minecraft』の実況動画チャンネルのなかでも、ダントツ人気のチャンネル(登録者数326万人、2026年8月15日時点)に登場します。その人気の秘密は、きっちり作り込まれたキャラクター設定と、子どもたちが尊敬するゲームスキル。あと、ゲーム実況中継にありがちな汚い言葉遣いをしないため、親が安心して見せられるというのも大きいです。

その人気に推されて、さまざまなグッズが販売されているのですが、なかでも低年齢向け小説(ノベル)や、パズル、学習ドリルは大人気。ドリルのシリーズとしては小学1年生向けの『けいさん』『ひらがな・カタカナ』など4種と、小学2年生向けの『計算』『かん字』など3種が発売されています。今回紹介する『アルファベット・ローマ字』『プログラミング』は、対象学年が設定されていませんが、どちらも“早くやっておくべし”の勉強項目です。もちろん、学習指導要領対応です。

では、『アルファベット・ローマ字』から紹介しましょう。
まずはアルファベットを書く、覚えるところから。表と裏のページを、1回10分で取り組めるようになっています。子どもの集中力が続くのは、だいたいそれくらいの時間ですからね。
これが表と裏。2問目のクイズっぽい穴埋め出題は、他のページでは「正しい順番に数字を書きましょう」など、違う出題スタイルになっていて、子どもを飽きさせない工夫が凝らされています。あと、裏面の下にナゾトキ問題が付いているのも子どもが喜びそう! さらに、ところどころに「たからさがしチャレンジ」という学習内容のまとめ的なお楽しみページ(迷路とか)もあります。
こうした学習ドリルは、いかに自己達成感を子どもに与えるかが大切。
この『アルファベット・ローマ字』では「木の上のたからをさがせ」という目標が設定されていて、巻頭にシールが付いています。
そして、1回10分の勉強を終えるごとに裏表紙の台紙にペタペタとシールを貼っていき、最終的にゴールにたどり着くと一番大きいシールを貼ることができるという仕組み。「よくできてるなぁ」って思いませんか?
あと、もう一点。これは子どもの勉強に付き合う大人向けのポイントなのですが、答えのページが親切。内容が小学低学年向けなので、答え自体はシンプルなものですが、その“教え方”となるとどうでしょう? 先ほど例に挙げた2問目のクイズっぽい出題の教え方のアドバイスにはこうあります。
文字と発音を結びつけて覚えさせましょう。「『キャンディ』の『キャ』の音はどの文字だったかな?」などの声掛けをしてみましょう。単語の一部分になったときの音と、アルファベットそのものの名前とで発音が異なることにも気付かせましょう。
大人には当然のことでも、子どもにとっては初めての学び。そうした “気づき”を得るポイントを教えてくれます。

教える側も未知の世界、プログラミング

さて、問題はもう一冊の『プログラミング』ですよ。職業がシステム・エンジニアやプログラマーでなきゃ、教える側だってほぼ素人。このドリルの冒頭には、こんなページがあります。
「プログラミングとは?」という、子どもと大人向けの解説ですが「大人向けより、子ども向けの解説のほうが分かる」という大人のほうが絶対多そう。しかし、そんなに構えなくても大丈夫。まず必要なのは「理解」ではなく、どちらかというと「思考法」を会得すること。もちろん理解も必要だけど、プログラミング的思考法を頭の中に刷り込む。「あいうえお」は「あいうえお」と読む、というレベルの認識と同じくプログラミング的思考法について頭に定着させることが大事。そのためには、幼稚園〜小学生低学年というのはベストなタイミングです。

そして、まず間違いなく子どものほうが、プログラミング的思考法について柔軟です。本書でも、その点の入り口設定を低くしていて、ページが進むほどにスルスルと理解できるように構成されています。
これが一番最初のページです。
それが、最終的には……
まいぜんシスターズは、『Minecraft』の実況動画を放送するキャラクターだと紹介しましたが、プログラミング教育では『Minecraft』が使われることも非常に多いです。その点でも、「まいぜんシスターズ」と「Minecraft」は親和性が高いと言えますね。
(C)MAIZEN/イラスト Shinsuke Sugie

レビュアー

嶋津善之

関西出身、映画・漫画・小説から投資・不動産・テック系まで、なんでも対応するライター兼、編集者。座右の銘は「終わらない仕事はない」。

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