一緒に手を動かそう! ひろゆき氏が教える「プログラミング」
この本は小学校高学年の子どもたちはもちろん、一緒に学びたい保護者、そしてプログラミングに興味はあるけど「今さらかも……」と躊躇している大人にもピッタリ。特別な予備知識がなくても、無理なくプログラミングに親しめる工夫に満ちた1冊です。
学ぶのは「HTML」と「JavaScript」。「プログラムを打てるようになるためには、プログラムを打つしかない」というひろゆき氏の哲学に基づき、実際に手を動かして本物のプログラミングコードを打つ体験に特化しています。
著者の西村博之(ひろゆき)氏は、「2ちゃんねる」「ニコニコ動画」の創設者として知られる実業家。

ときに「論破王」とも呼ばれるロジカルな話し方で、複雑なプログラミングの概念をわかりやすく教えます。大規模サービスを開発し、社会を変えてきたひろゆき氏は、プログラミングの本当の面白さと将来性を子どもたちに伝えることができる理想的な先生なのです。
「魔法みたい」を「理解」する
プログラムって、仕組みを知らない人には「魔法」に見えるんだよ。

プログラミングに関する知識が何もなくても大丈夫。


そして本書の真価は「作品を完成させる」ことにとどまりません。ひろゆき氏は言います。
「どう計算するのが正しいのか」を知らないと、コンピュータにはまかせられないよ。
さてさて、みなさんは、
ロボットや機械を使う大人になるのか?
ロボットや機械に使われる大人になるのか?
どちらがいいですか?
プログラミングを学ぶということは、単にコードを書けるようになることではない。論理的に思考し、問題を分解し、コンピュータに正確な指示を出せるようになること。つまり、技術に振り回されるのではなく、技術を理解して使いこなす側の人間になることだ……。
そんなひろゆき氏の一貫したメッセージが流れているのがわかるはず。
「できた!」で身につく「プログラミング的思考」
本書は情報科目対策の基礎固めとしてプログラミングの面白さを実感させてくれるだけでなく、あらゆる学習分野で求められる論理的思考力と問題解決能力も伸ばしてくれるはず。
AI時代を生きる子どもたちにとって大きな財産となる1冊です。