そう願うのは、子どもが生まれたときに誰もが思うこと。でも、「良い子」ってどんな子? そのために親は何をすればいいの? そんな疑問を抱えて、スマホで検索したことがある人も多いのではないでしょうか。
今は子育て情報があふれる時代。調べれば調べるほど情報が押し寄せ、気づけば迷子に……。そんなときに手に取ってほしいのが、『自分で考えて動く力がつく 最高の育て方事典 どんな子も必ず伸びる56のメソッド』です。この本を指針にすれば、子どもと一緒に前向きに進んでいけるはず!
5000人の園児と向き合ってきた教育者のメソッド



気になる項目から読むだけでOK!
・子どもを伸ばす上手な子育てとは?
・「自らできる子」に育てるには?
・「自ら学ぶ子」に育てるには?
・子どもの言葉の力を伸ばすには?
・感性の豊かな子に育てるには?
・算数が好きな子に育てるには?
・運動好きな子に育てるには?
「うちの子にはどんな力を伸ばしてほしいかな?」と考えながら、気になるところから読んでみると、ワクワクしてくるはず!
「読み聞かせ」+αで言葉の力をぐんぐん伸ばす
まず大事なのは「読み聞かせ」。これはよく知られた方法ですが、本書では「演出」を加えるとより効果的になると書かれています。声色を変えたり、抑揚をつけたり、クイズを交えたりすることで、子どもにとって楽しい時間として記憶に残るのだそう。
実際に娘と試してみたのが「指さし読み」と「音読」。これまで私が一方的に読んでいたので、目からウロコでした。ただ聞くだけでは「音」に過ぎなかった物語が、指さし読みをすることで「文字」として視覚情報にもなる。

(もちろん2歳なので、1冊丸ごとではなく、1ページやワンフレーズだけですが、それでも十分に効果を感じました!)

「最高の育て方」とは、親子で楽しむこと!
親の膝の上に座って絵本を読んでもらうこと以上に心地よい経験はありません。(中略)
親子でゆっくり絵本を楽しめる時間は、実はそんなに長くありません。生まれてから小学校に上がるまでの、せいぜい6~7年といったところではないでしょうか。

「親子の楽しい時間が、子どもの長所を伸ばすことにつながる」。これこそが、まさに「最高の育て方」なのかもしれません。
子育てに迷ったら、この1冊を開いてみてください。親も子も、一緒に成長できるヒントがきっと見つかるはずです!