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2024.08.01

じんせい、まだまだ諦めがつかない。 文章一本で勝負したエッセイ集!

女優・森川葵さんの誕生日である6月17日に開催した、自身初の著書『じんせいに諦めがつかない』出版記者会見は、ここ数年に開催した会見の中でも注目度が非常に高く、 38媒体ものメディアが集まりました。会見当日に用意した書籍の装丁をあしらったサプライズケーキは、飼い猫である吉とヤンをチョコレートで立体的に演出して、森川さんも驚くやら喜ぶやら大盛り上がり。29歳の抱負をはじめ、連載時の苦労や本書の読みどころ、King Gnu のアートワークを手掛ける「PERIMETRON」の荒居誠さんが手掛けた装画についての話など、和やかな雰囲気の会見となりました。

今作は「小説現代」で約2年間連載していたエッセイの書籍化になります。ドラマや映画の撮影がある多忙な中でも休載はほとんどなく、毎月編集部に送られてくる原稿からは書くことへの執念のようなものを感じました。

本書のおわりでは「喋るより、書いた方が思っていることをきちんと伝えられる」と締めくくっています。文章を書くことに加えて、女優としての思い、愛猫のこと、普段明かされない森川さんの本音が綴られ、素顔が垣間見られる一冊になりました。ぜひご高覧ください。

──小説現代編集チーム 山下直人

著者・森川葵さん

編集部が用意したサプライズのお祝いケーキにこの表情!

撮影/安田光優(講談社写真部)

森川葵(もりかわ・あおい)

1995年6月17日生まれ。愛知県出身。2010年、ファッション誌『Seventeen』の専属モデルオーディションでグランプリに選ばれ、モデルデビュー。その後、俳優デビューすると数々のドラマや映画、舞台の話題作に出演。近年の出演作に、映画「ある閉ざされた雪の山荘で」、ドラマ「大奥」(CX系)、「街並み照らすヤツら」(NTV系)など。NHK Eテレ「#バズ英語 ~SNSで世界をみよう~」でMCを務めるなど多方面で活躍中。

レビュアー

担当編集者
小説現代編集チーム

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