日経平均株価が史上最高値を記録するなど、国内外から注視される日本経済。経済の仕組みをわかりやすく解説した、おカネに関する書籍をご紹介します!
伝説の男の「最初で最後の本」
日経平均株価が史上最高値を更新するさなか発売され、発売3週間で累計17万部のヒットになっています。著者の清原達郎氏は、最後の長者番付で1位をとったことで知られますが、逆張りを駆使した投資手法で、市場を騒がせてきた伝説のファンドマネージャーです。800億円を超える資産を築き上げた著者の手法は、本物のひと言。株式初心者から金融のプロまで、何度でも熟読する価値のある名著が仕上がりました。
新NISAも始まりました。投資の世界で頂点に行った人間がどこで失敗し、どう成功したか、それを赤裸々に書き切った本書から学ぶところは大きいはずです。
─── 第一事業本部 石井克尚
新NISA、焦らなくて大丈夫
本書は投資信託業界に30年以上勤める57歳の著者が、20代の二人の娘とそれぞれの夫に伝えたい資産形成の大事な考え方と知識を、一冊に凝縮したものです。
資産形成や新NISAに興味を持っている方、「自分も投資を始めないと!」と焦っている方などは、ぜひ最初にこの本を読んで、投資信託について時間が経っても古びない包括的で体系的なリテラシーを身につけていただけると嬉しいです。
この一冊で投資信託と資産形成の本質がわかります。ネット証券の専門家である楽天証券・篠田尚子さん&マネックス証券・岡元兵八郎さんも推薦! ぜひご一読を。
─── 星海社 岡村邦寛
一番初めに読む「お金の本」
ひふみ投信で知られる投資家・藤野英人氏率いるレオス・キャピタルワークスの投資家たちが「お金のキホン」を本気で教えてくれる本ができました。お金ってそもそもなに? なんのためにお金を稼ぐの? そう子どもに聞かれたときに、すぐ答えられる大人はどれくらいいるでしょうか。
マンガはジャンプ+『にくをはぐ』(集英社)の遠田おと氏が担当。イラストもたっぷり入るほか、巻末には家入一真氏、JINS田中仁氏、隈研吾氏インタビューも掲載。お金に「使われる」人生ではなく、お金を「使う」人生を送るために。子どもはもちろん、大人の学び直しにもおすすめの一冊です。
─── 児童図書編集チーム 田久保 遥