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【名作発見】追われた子供が屋根の上を逃げた時代、誰もが鼠小僧だった。

拳銃と十五の短篇
(著:三浦哲郎)
2016.08.21
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こんな場面、昭和初期や戦時中を舞台にしたドラマとかに出てきたら違和感あるだろな、と一瞬思いましたが、思想犯とされた人が屋根の上を逃げてるシーンは、そういえば見たことあります。葺き替えや雨漏りの修繕なども自力でしてた時代は、みんな、現代よりは気軽に屋根にのぼっていたのかもしれません。(カラスヤ)

レビュアー

カラスヤサトシ イメージ
カラスヤサトシ

1973年生まれ。漫画家。著作に『カラスヤサトシ』『カラスヤサトシのおしゃれ歌留多』『強風記』『喪男の社会学入門』『毎日カラスヤサトシ』『オレは子を見て育とうと思う』『カラスヤサトシの世界スパイス紀行』『おとろし』など多数。『アフタヌーンはカラスヤサトシのもの』を「アフタヌーン」で連載中。近刊に講談社『カラスヤサトシ』9巻、リイド社『カラスヤサトシの戦国散歩』があります。


近況:いつも全然観なかったオリンピックを、今年はよく観ています、マンションのアンテナがBSをキャッチしていると分かったからです、がんばれ日本!

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