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安定成長期の和歌山県新宮 路地の終焉──カラスヤサトシの文庫で100年散歩
そういや1980年代、私小学生だったのですが、学校で先生が「最近のお母さん方はスーパーで買い物をすませているがそれでいいのか」という主旨の冊子を配布したりしてて、ちょっと当時は何言ってるのかわからなかったのですが、専制も「失われていくなにか」に思いをはせていたのかもしれません。いや! 単に資本主義がキライな人だったような気がしてきました。そんあことを思い出しつつ描きました。ちなみに「スーパーはキレイすぎてよくない」みたいなめちゃめちゃな話だったような。(カラスヤ)
レビュアー
1973年生まれ。漫画家。著作に『カラスヤサトシ』『カラスヤサトシのおしゃれ歌留多』『強風記』『喪男の社会学入門』『毎日カラスヤサトシ』第1巻など多数。『アフタヌーンはカラスヤサトシのもの』を「アフタヌーン」で連載中。新刊『オレは子を見て育とうと思う』(竹書房)『毎日カラスヤサトシ』第2巻、『『カラスヤサトシ』8巻(講談社)『カラスヤサトシの世界スパイス紀行』(新書館)大好評発売中です。
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