8月17日に発売される『アキバタリアン 千の屍、夏、終わりの#』をご紹介! 夏にぴったりのゾンビサバイバルをイノヤス編集長の秘密コメントつきで、発売前にチェックしよう!!
イノヤス
講談社ラノベ文庫編集長(であるらしい)。月刊少年マガジンに約20年在籍後ラノベ文庫へ異動し現在に到る。頭の中身は自称永遠の17歳だが頭の外側は……!?という、ドラえもんのいないのび太、みたいな感じのおっさん。編集者としてのモットーは「相手の技は必ず受けろ!」、身につけたい能力は「速読」、異世界に行ったら「蕎麦屋」をやりたい。一度言ってみたい台詞は「どうしたんだ、顔が赤いぞ。熱でもあるのか!?」
和風ゾンビも意外にいける。
その日、秋葉原は封鎖された───。 謎のウイルスによって死者が蘇り、死者は生者を喰って無限に増殖を続ける。 主人公・人見勇生の目の前で、憧れの水谷綾香が教師に喰われた。そしてその彼女はみるみるうちに「人間」であることに終わりを告げる。 昨日までの友人が、教師が、その全てが生きる屍となって勇生たちの肉を喰わんと襲いかかってくる。孤立した校内で、生き残った生徒たちは食料を確保するため更に争いが起きる。勇生は死者の群れであふれる秋葉原から脱出できるのか!?
自分がいつもよく行く、あの「秋葉原」に高校があって、そこで「ゾンビ」の大発生があったら……という、ガクガクブルブルなお話。ゾンビってなんとなく日本の様式美に合わないのかな、と思っていたけれど、意外や意外、シリアスな状況がリアルに綴られ、なにより舞台が秋葉原ということで、とてもイメージしやすかった。牛丼にも実はチーズが合う、みたいな感じでしょうか? 本編中には実在の秋葉原ご当地アイドルが重要な役で登場するので要チェック。同時発売のコミックス(エッジKC)ではこのラノベ文庫版の後が描かれる。
★講談社ラノベ文庫 8月新刊の新シリーズページ
http://lanove.kodansha.co.jp/new_series/2016/8/