「完璧なむちむち」がジムにいる……!
ではその約束は何なのかというと「美しいむちむちを愛(め)でる」だ。
私がこのページで「うわっ!」と最大に感動したのは、椎名さんを横から見たときの姿だ。背中からウエストにかけてのまるみ、ちょっと前傾した骨盤、立派なお尻や太ももに比べると細めな膝下……リアル&見どころ満載。
椎名さん本人は、自分がむちむちであることは認めていないらしい。
とにかく、ずーっと、むちむちむちむちしている。
芸術なのだ、むちむちとは
片岡の名誉のために先に書いておくが、片岡はトレーニングジムで真剣に筋トレをしている。フリーウエイトとマシンをまんべんなく使い、上半身と下半身どちらも頑張っている。でも……?
片岡からの視線に椎名さんは当然気づいている。何か私の仕事ぶりに不満があるのかな?などと真面目に考えているが、片岡はひたすら「美しいなあ」と思っているだけ。ちなみにこの「美しいなあ」は、実際に私もジムで感じることがある。ジムは基本的に自分にしか興味のない人間の集まりなのだが、「華のある、いい体型」の人が現れると、つい視線が奪われる。例えばプロレスのスターが同じフロアにいれば、10メートル先でもライオンキングみたいなのがいる!と気づいてしまう。
つまり、片岡には椎名さんが輝いて見えてしょうがない。椎名さんに「どうして見ているんですか?」と尋ねられた片岡は、自身のモットーを熱弁しまくることに。
ちなみに、ジムで働き、プライベートでもトレーニングをしている椎名さんのボディがむちむちしている理由はこちら。
むちむちの定義とは
椎名さんは、片岡からの「あなたは美しい」というアツアツのメッセージにイヤな気はしていないが、自分がむちむちだとは認めていない。
だから椎名さんは「『むちむちの定義』を明らかにして、私がむちむちではないことについて、白黒つけましょうよ」と片岡に持ちかける。むちむちの体型に定義があるならば、客観的な数値があるはずで、そこに自分が該当するかしないかも明確になるだろう、というわけだ。
すると片岡はこんなことを言い始める。
さて、片岡が考える「むちむち説」の中で、最も重要とされているおなかだが……?








