■『ストウブでつくるあったかいお菓子』混ぜて焼くだけ簡単クイックブレッド
定番のストウブ鍋といえばピコ・ココットが思い浮かぶと思いますが、フードコーディネーター柳瀬久美子さんの著書『ストウブでつくるあったかいお菓子』では、さまざまなタイプのストウブで作るお菓子レシピを紹介しています。今回はハーフテリーヌを使い、イーストを使わないクイックブレッドの作り方を紹介します。
クランベリーのヨーグルトサワーブレッド
材料(ハーフテリーヌ1台分)
Ⓐ
|プレーンヨーグルト……100g
|牛乳……35ml
|グレープシードオイル……35ml
強力粉……70g
薄力粉……130g
ベーキングパウダー……小さじ2
Ⓑ
|グラニュー糖……50g
|塩……小さじ1/4
|ドライクランベリー……60g
下準備
• ハーフテリーヌの内側にバター(食塩不使用/分量外)を塗り、強力粉(分量外)をふって余分な粉をふり払う。
• オーブンは190度に予熱する。
作り方
①ボウルにⒶを入れ、よく混ぜ合わせる。
②別のボウルに粉類をふるい入れ、Ⓑを加えて全体をよく混ぜ合わせる。①を加え、ゴムべらでざっくりと混ぜてひとまとめにする(べちゃっとした状態) 。
③準備したハーフテリーヌに②を流し入れ、グレープシードオイル(分量外)をはけで薄く塗り、ナイフで生地の中央に1cm深さの切り込みをまっすぐに入れる。190度のオーブンで40~45分焼く。
ヨーグルトのおかげでカチカチになることなく、ざっくりと焼き上がります。それでも冷めると固くなるので、焼きたてか、もしくは温め直して食べてください。
本書では、ピコ・ココットのほかに、ミニラウンドディッシュ、ミニオバールディッシュ、ラウンドホットプレート、ケーキ&ブレッドパン、ハーフテリーヌ、ミニチョコレートフォンデュセットを使用したレシピも掲載しています。
フードコーディネイター。1963年、東京都生まれ。高校生のときに菓子店でアルバイトをしたのがきっかけでお菓子の世界へ。卒業後、都内洋菓子店やレストランで6年間働いたのち渡仏。4年間の在仏中にエコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得し、フランス人家庭でフランス家庭菓子や料理を覚える。帰国後1994年に独立し、広告、雑誌、企業メニューの開発など、多方面で開発する一方、自宅でお菓子教室を主宰。著書に『ストウブで冷たいお菓子』(講談社)など多数。
『ストウブでつくるあったかいお菓子』のほか、料理、美容・健康、ファッション情報など講談社くらしの本からの記事はこちらからも読むことができます。