投稿歴9年、最終候補3度目の正直で受賞! PTSDを負った主人公二人の葛藤の物語
著者の箕輪尊文(みのわ・たかふみ)さんは、大学院修士1年目の時に第63回江戸川乱歩賞に応募され、2年後の第65回、さらに第67回で最終候補に残りました。ところがそのあと1歩先に届かず最終候補にも残らなくなり、4年が過ぎました。暗中模索のなか、それでも書くことをやめなかったのはなぜか? 「魅力的な謎を考え、キャラクターを生み出し、小説という完成品にする、そのこと自体がたまらなく楽しかったからです」。箕輪さんはそうおっしゃいます。今作は紛争地域で名前も知らない誰かを守ろうとした主人公が、人の命を奪ってしまった後の物語です。ミステリーとしてのしかけもしっかりありながら、命の重さを考えさせる作品となっています。ラストでタイトルに込められた意味を受け取っていただけたら幸いです。
──文芸第二出版部 奥村元春
江戸川乱歩賞の選考委員も絶賛!
平明、簡潔な文章と自然なセリフに好感をもった ――黒川博行
リアリティーが最大の長所 ――貫井徳郎
多くの人に届いてほしいと願える作品です ――湊かなえ
最初のトリガーが秀逸 ――横関大
1993年9月10日、東京都生まれ。東京工業大学大学院工学院経営システム工学科修了。現在は会社員。大学院生時代から江戸川乱歩賞に挑戦し続け、今回最終候補三度目にして受賞となった。







