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2025.04.20

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「あらしのよるに」20年ぶりの続編! 種を超えた友情物語は家族の話へ

構想5年、夢が現実のものに

「あらしのよるに」は“食うもの(オオカミ)” と“食われるもの(ヤギ)”という種を超えた友情を描いた、子どもも大人も笑って泣ける絵本です。

絵本って、こんなにおもしろいんだ……。『あらしのよるに』に出会ったのは大学生のとき。シリーズ全7巻をイッキ読みしました。後にも先にもこんなに驚かされた本はなく、あのときの感動を忘れられません。このあと、オオカミとヤギはどうなるのか。ずっと“ つづき” が気になっていたのは、私だけではなかったはずです。

あれから十数年、まさか自分がきむら先生に「つづきを書いてください!」とお願いする日が来るとは思いもよりませんでした。名作のつづきのハードルは高く構想から5年を要しましたが、ついに夢が現実のものに。20年ぶりの続編刊行です。 

種を超えた友情物語はデコボコ家族の話へと変化して、まさに今こそ届けたい物語がうまれました。

──児童図書編集チーム 舟橋美和子

続編もシリーズ化されます。第2巻は2025年冬発売予定!

最初のシリーズは、1994年10月刊行の『あらしのよるに』から、2005年11月刊行の『まんげつのよるに』までの全7巻。
今回の続編『あいことばは あらしのよるに』は20年ぶりの発表で、物語の誕生からはじつに31年を数えます。

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