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「ゲームで絶対負けたくない」幼いころ誰もが持っていた想いが人生を変える!

利口になるには青すぎる(1)
(原作:大沼 隆揮 漫画:内田 裕人)
2021.09.22
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27歳、男性、無職。ゲームが趣味で実家住み。
なかなかのスペックを持った主人公・桜田はるとが、趣味のゲームで成り上がる(はず!)のサクセスストーリー漫画。いや、これはeスポ根漫画ですね!
紹介に行く前に、スネにかじりついても振り払わない親と「お兄ート」呼びで優しく接してくれる妹に感謝したい。家族に恵まれている。

はじまりは、幼なじみで芸能人のゆきから、TV番組でプロゲーマーチームと戦わないかという誘いから。
ちょうどそのTV番組を観ていた桜田くんは、まるで野球スタンドでヤジを飛ばすおっさんのよう……。好きだから熱くなっちゃうのはどこでも一緒ですねぇ。
いきなり電話がなって出演が決まるわけですが、本当に大丈夫だろうか……。

ゆきの呼びかけで、子供のころのゲーム仲間「四角レンジャー」が集結する!
幼なじみは芸能人、真面目な眼鏡っ子はギャル、アホそうだったあいつは結婚を控えたエリートサラリーマン。ニートの俺を置いてすっかり変わっちまったな……。
そういえば主人公の桜田くん。ここまでゲームをしている様子が一切ないのである。
あれ、みんなゲームできるのか? 桜田くんマジで口だけだったらどうしよう……。ここにきてまだ不安が拭えない私。

しかしそんな心配は吹っ飛びました!
桜田くんのつよつよIGL(ゲーム内の司令塔みたいなものです)で攻めていくぅ!? 「四角レンジャー」の面々も根っこはゲーム大好きキッズのままでなんですよ。イキイキとゲームしてるんですよ(泣)。

あの頃とは違う、別々の道を選んだ4人だけどゲームが気持ちを繋げてくれるんですね。
結果は惨敗だったんですが、楽しんでやり切った4人の見開きは読んだ時感動しちゃいました……。
最初は完全にプロチームになめられてましたが、刀を抜かせただけでも大勝利ですよ。
熱い試合はぜひ本編を読んで欲しい……ッ!

この番組がきっかけで、なんとプロチームにスカウトされる桜田くん。
27歳でプロは遅いのでは?と思いますが、彼はやってくれるんですよ。もう社内見学の時点でね。やらかします。
練習試合直前、連絡が取れない選手の代わりに試合に参加することになるんですが、1試合目からkillをとっていきます! 相手はもちろんプロ!
しっかり爪痕を残していく姿はさすが主人公ですね。キモチィ。
1人で自室に籠もって楽しくゲームをする時間は終わりだ! 今度は世界を獲ってくれ!

ここまでトントン拍子で強さを見せつける桜田くんですが、チームの席を争うライバルは多いです。何しろ2軍まであるチームですから。
特に10代で生意気そうな彼、シュータ。見るからにゲーマーっぽいじゃないですか。ジャージを普段着で着こなす奴は、隠キャかゲーム強者と相場が決まっているんですよ……。

私も休日はストリーマーを見ながらゲーム漬けの、まさしく趣味がゲームの奴です。この自粛期間でゲーム人口も激増した気がします! いつもやってるゲームのマッチング速度からわかりますよ(笑)。
久しぶりにゲームをやってハマった人。
今も昔も変わらずゲームが大好きな人。
あの頃は順番待ちでコントローラーを握れず、兄弟の後ろでみていた人。
全負けたくないゲーマーとゲーム好きに読んでもらいたい1冊です!

  • 電子あり
『利口になるには青すぎる(1)』書影
原作:大沼 隆揮 漫画:内田 裕人

ゲームが趣味、27歳で無職の桜田はるとのもとに、突然幼なじみで歌手のゆきからある連絡が届く。それはTV番組でのプロゲーマーとの対戦の誘いだった。幼なじみと共に挑む『ゲーム』が、はるとの人生を変える──。ゲームで世界を目指す、新時代の青春ストーリー!

レビュアー

うける伊達

不労所得で暮らしたい、ゲームと漫画とアニメとフィギュアが好きな典型的オタクくん。休日はサウナ。

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