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リオ五輪で複数のメダルを獲得し、一躍注目をあびるようになったバドミントン。その3年前から「good!アフタヌーン」にて、女子バドミントンをテーマにしたマンガ『はねバド!』が連載されていたのです! その著者・濱田浩輔先生にバドミントンの魅力や五輪について聞きました。担当編集者が選んだ「名場面集」も必見です!
濱田浩輔先生へ一問一答
──バドミントンの魅力はどこにあると思っていますか?
読み合いと、スピード感。ミスがそのまま失点になる、という緊張感です。
──リオ五輪前からバドミントンで日本はメダルが取れるかも?と期待されていましたか?
していました。
──結果的に日本は複数のメダルをバドミントンで獲得しました。それは予想されていましたか? また、どんな感想を持ちましたか?
期待を込めて応援していましたが、実際に五輪のメダルを獲得する、というのは大変な事なので驚いています。興奮しました。
──五輪の結果でバドミントンが注目されはじめました。『はねバド!』にも何らかの影響がありましたか?
自分にはわからないです。もしかしたら、五輪がきっかけで、この作品を手に取って下さった方もいるかもしれないですね。だとしたら嬉しいです。
──2020東京五輪ではどの選手に注目していますか?
男女共に、注目選手は多くて、五輪に出場する国内の競争が大変だ、という印象を持っています。個人的に、女子は、大堀彩選手と山口茜選手。男子は浪岡中の奈良岡選手が気になっています。問題がありましたが、桃田選手の事も応援しています。
──マンガを描く際、どこに一番力を入れて描いていますか? また、読者に一番見てもらいたいところはどこですか?
試合のシーンに関して言えば、スピード感と、スピードの緩急、キャラクターの重心移動に力を入れて描いているつもりです。一番、読書さんに見て欲しいところは、綾乃の成長じゃないでしょうか。主人公の人間的成長だと思います。
──最新第9巻の見どころと、ファンの方へのメッセージをお願いします。
9巻の見どころは、先程も述べたように、主人公の成長が少し見えるところだと思います。この先に続くインターハイにも期待して頂きたいです。ファンの皆様へのメッセージは、読んで下さる方がいたので、これだけ連載を続ける事ができました。これからもどうぞ応援よろしくお願いします。
担当編集者が厳選! 名場面ランキング
第1位
第5巻〜第7巻収録の「綾乃(主人公・北小町高校1年生)となぎさ(北小町高校・女子バド部主将)のインターハイ県大会個人戦決勝」
![](/content/images/201612/3665/04.jpg)
説明不要な熱い試合で、全部が名場面だと思っています。打ち合わせで先生と試合の話しかしてませんでしたね。いつの間にか1年たっていてびっくりしたのを覚えています。
第2位
【第4巻】P149
![](/content/images/201612/3665/03.jpg)
担当として印象的だった、濱田先生のバドミントン描写に変化が訪れたシーン。試合の描写の迫力に鬼気迫るものを感じました。綾乃が初めて苦戦した試合でもあります。
第3位
【第2巻】P136
![](/content/images/201612/3665/02.jpg)
長くスランプに陥っていたなぎさが、特訓により自信を取り戻すシーン。ここで芽生えた健太郎(バド部コーチ)との信頼感は、このあとの県インターハイ予選を勝ち抜く原動力になったのではないでしょうか。
第4位
【第1巻】P218
![](/content/images/201612/3665/01.jpg)
フレゼリシア女子短大付高校の留学生・コニーを慰める主将・唯華(ゆいか)の表情に強さと優しさを感じます。強豪校を率いるだけありますね。唯華には女性のファンが多いのですが、みんな叱られたいんでしょうか?(笑)
第5位
【第8巻】P180
![](/content/images/201612/3665/05.jpg)
前大会優勝校の横浜翔栄高校・重盛(しげもり)は綾乃に完敗。今まで積み重ねてきた努力が報われなかった時に、重盛は相手を称(たた)える。その前向きさに涙。このセリフが綾乃に与えた影響も大きいはず。
- 電子あり
インターハイ団体予選、3回戦へと進んだ北小町(きたこまち)は、前大会優勝校である横浜翔栄高校と対戦する。 2-2と拮抗した試合は最終戦・理子(りこ)対橋詰戦へともつれこむ。 一方、綾乃の母・有千香(うちか)はコニーのいるフレゼリシア女子にコーチとして招待され……。 全国に進むのは誰か!? インターハイ予選、いよいよ決着!
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