今日のおすすめ
あけましておめでとうございます。
本年も小社刊行物ならびに、BOOK倶楽部をよろしくお願い申しあげます。
BOOK倶楽部では、新春お年玉企画として「作家直筆サイン本」全10作品を各3名様にプレゼントいたします。
2016年の運だめし?! お正月限定の豪華プレゼント、ぜひこの機会にお申し込みください。
★サイン本プレゼントご応募はこちらから★ 《締切:1月7日(木)》
第153回(平成27年度上半期)直木賞受賞作! 〈東山彰良〉
- 電子あり
選考会は前代未聞の満票決着。
「20年に一度の傑作。とんでもない商売敵を選んでしまった」(選考委員・北方謙三氏)
「私は何度も驚き、ずっと幸福だった。これほど幸せな読書は何年ぶりだ?」(選考委員・伊集院静氏)
台湾から日本、そしてすべての答えが待つ大陸へ。歴史に刻まれた、一家の流浪と決断の軌跡。
注目作家のコミカル&ブラックな快作! 〈山内マリコ〉
- 電子あり
家事嫌いの専業主婦の日常や、男が女に変身するハプニングから見えてくる新たな世界をコミカルなタッチで描きながら、男女関係の「見えないルール」に対する痛烈な皮肉が伝わる快作!
【収録作品】かわいい結婚/ 悪夢じゃなかった?/お嬢さんたち気をつけて
第140回芥川賞受賞作家が綴る日々のエッセイ! 〈津村記久子〉
布団に感謝して話しかけたり、落ち込んだら編み物に没頭してみたり、「女子会」「いい歳」「打明け話」など、“言葉”について考えたり、「一人ごはん」や「無縁死」について考察したり……。
自称「気安い顔」の庶民派、芥川賞作家が綴る、味わい深くてグッとくる日々のエッセイ集第2弾。
警察小説の名手、「捜査一課シリーズ」最高傑作! 〈香納諒一〉
- 電子あり
大田区の路上で発見された女性の全裸遺体。殺人事件として捜査一課七係強行班が動き始める。愛人の会社社長、山代組、ホスト、婚約者、覚醒剤の売人……、被害者のまわりに蠢く人間たちと欲望、刑事同士の思惑……。刑事たちは、何を求め、何を探し続けるのか。警察小説の名手が満を持して放つ、捜査一課シリーズ最高傑作!
第151回芥川賞受賞作家が放つ新感覚ワールド! 〈柴崎友香〉
- 電子あり
28歳の「わたし」(田中真紀子)は、友人のイチローから誘われ、彼の家に間借りすることにした。イチロー父の将春は全裸で現れるし、母で女優のみすず、姉の文、妹の絵波と、家族も一癖ある人ばかり。そんなある日、イチローは、自分はおなじ1日が2回繰り返されることがたまにある、と私に打ち明けるのであった。
第149、150回連続芥川賞候補となった気鋭の作家!〈山下澄人〉
- 電子あり
人間という暮らしにうんざりした、というわたしは、それでも自殺はせずに「わたし」と呼ぶ装置をもう少し観察してみたいと望み、家を出て山へ向かうことに。ユという女性との記憶と死んだはずの友人の中西を道連れに山を目指し、吹雪の中で出会った黒い馬「ルンタ」に乗り、さらに深い雪の中を進んでいく。
第120回芥川賞受賞作家によるエッセイ&対談集!〈平野啓一郎〉
- 電子あり
今、何が起こっているのか? 私たちはこれからどこへ向かうのか?
複雑化する現代社会で「生きづらさ」を抱える人々に提示した新しい人間観「分人主義」。その実践篇として、様々な場面で、様々な視点で、様々な智者と共に「今」を考え、未来へのヒントを提供する、待望の一冊。
創作歴60年の作家が満を持して執筆した一冊!〈筒井康隆〉
- 電子あり
これは作家としての遺言である――。創作歴60年の筒井康隆が満を持して執筆した、『文学部唯野教授』の実践篇とも言うべき一冊。
小説界の巨人・筒井康隆が初めて明かす、目から鱗の全く新しい小説作法。
500点の描きおろしイラストレーション作品集!〈和田誠〉
「自分にできることは、絵を描くことだけ」と、2011年4月から1点1点すべて違う絵柄で描きおろした作品を販売し、被災地のために寄付活動をしていた著者。和田誠が、被災地への想いを込めて描いた500点の描きおろしイラストレーション作品集。
第129回直木賞受賞作家が描く祈りと希望の物語! 〈村山由佳〉
看護師の貴子が出会った少女、まりもは、ある事件から学校に行けなくなってしまった。傷つき、居場所を失ったひとりの少女が、馬と出会い、その才能を開花させてゆく。北海道の牧場を舞台に描かれる、祈りと希望の物語。
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