君よ、栄光の寿司を掴め……?
バスケは遊びでやっていた程度なのだが、いざシュートを打たせると……、
なぜに……、寿司職人?
という謎はつきまとうけれど、いや、それはそれ。『ジャンクシュート』は、恵まれた体格を持ちながらバスケに興味がない鷲頭と、体格には恵まれないが猛烈にバスケが好きな鯛牙の、コンビものスポ根。少年漫画の超王道をいく作品だ。
オレは今日オマエのダンクを見て確信したね
コイツはオレのボールをゴールに運んでくれるって——
ゴールに届かないオレの代わりに
オマエがオレのボールを決めてくれよ
さらに鯛牙のことをずっと「チビ」呼ばわりする同級生の千羽(でも、実は努力家の3ポイントシューター)や、バスケ部部長の百瀬、クールでテクニックに秀でた如月、めちゃくちゃバスケが上手いけれど病弱な九尾といった魅力的なパイセンたちが登場し、展開は熱を帯びていく。
泣き虫のガードとバスケ素人のセンター
まず鯛牙。ストレートに言えば“下手”。千羽と如月との2on2勝負でコテンパンにやられ、女子マネージャーに「よくこのレベルで浦羽常永のレギュラーになろうとしたな」といわれる始末。バスケ初心者の鷲頭にも「オマエ下手すぎ」と言われ……、
しかし、泣きだした鯛牙は地面スレスレの低いドライブを繰り出し、見事に千羽を抜き去っていく! 泣かないと力を発揮できないなんて……、ドラゴンボールZの(初期の)悟飯か! これ、かなり深刻だよね。
一方の鷲頭は、スポーツ全般に興味がないくせに、実はめちゃくちゃ負けず嫌い。イラッとするとフランス語でいろいろ言っちゃいけない言葉(多分「メルドッ!」とか)が、口から漏れ出る。全国ベスト8の強豪校である伍豪高校との練習試合では、アンダー18の国内選抜選手でもあるスタープレイヤー三毛門を超敵視! なぜなら……
しかし、いくら体格に恵まれていようが、鷲頭は“遊びでやっていた程度”のバスケ素人なのだ。これまで真剣にバスケに打ち込んでいたパイセンとの息が合わず、ミスを連発。
勝手に敵視していた三毛門からは
伍豪高校との練習試合は、最初こそ健闘していたものの、徐々に実力の差があらわになっていく。さらに伍豪高校は三毛門をイン、浦羽常永高校は病弱な九尾が力尽きてアウト。これでは点差が広がっていくのは必定……、というところで浦羽常永高校は鯛牙をコートに投入!
既に鯛牙は涙目である!
出るか! 地面スレスレの低いドライブ!
出ない方に、有り金を全ベットしたくなる展開だ……。
今のところ、浦羽常永高校のバスケ部に天才はいないし、チーム力も飛び抜けたものじゃない。しかし、妙にキャラが立ちまくったプレイヤーだけがいる。彼らがどんな化学反応を起こすのか。その化学反応の奇跡が、まもなく起こる!








