ここ最近読んだ少女マンガの中でも、神崎さんはかなりタイプです。
というか、もう好き。
ドキドキが止まりません。
少女マンガを読んでいると、「あ、この人好きだな」と思う男性キャラクターに出会うことがあります。『神崎さん、ツノ出てますっ!?』の神崎さんも、まさにその一人でした。
そして改めて思うのです。少女マンガって、やっぱり「絵」が大事。
少女マンガは、絵が好きかどうかで、ときめき方まで変わると思うんです。
照れた顔、笑った顔、ふいに見せる視線――そんな一コマに心を奪われて、「好き」が積み重なっていく。本作は、そんな少女マンガを読む幸せを思い出させてくれました。
神崎さんが、とにかくずるい
そんな神崎さんに舞の稽古をつけてもらった帰り道。階段から落ちそうになった雛菊を助けたのは、別人のような雰囲気をまとった“もう一人の神崎さん”でした。
その正体は、碧水神社が代々祀る龍神様。
神崎さんが龍神様だと知らなかった雛菊は、うっかりツノに触れたことで神様の花嫁となり、胸元にはその証として花のアザが刻まれてしまいます。
こうして始まる神崎さんとの同居生活に、雛菊の心は振り回されっぱなしです。
だって、神崎さんがずるいんです!
普段は物腰柔らかくて優しい。なのに龍神様になると、少し俺様な雰囲気をまとい、大人の色気まで漂わせてくる。
かと思えば、人間界の常識には疎く、世間知らずな天然ぶりで無邪気な一面まで見せてくれる。
「はい、好き。」
龍神モードの神崎さんを見て、
「はい、もっと好き。」
ギャップのオンパレードとは、まさにこのことです。
少女マンガの“好き”が全部詰まっている
主人公は表情豊かでとにかく可愛い。
イケメンはちゃんとイケメン。
大人女子にも刺さるキュン
『前世私に興味がなかった夫、キャラ変して溺愛してきても対応に困りますっ!』『契約婚した相手が鬼宰相でしたが、この度宰相室専任補佐官に任命された地味文官(変装中)は私です。』などでも共通していますが、ドキドキとキュンキュンを積み重ねながら、ほんの少し大人っぽい色気を添えるバランスが絶妙です。
その魅力は本作でも健在。
少女マンガらしい可愛らしさを持ちながら、女性コミックを読む世代にも刺さる空気感があり、大人女子にもぜひ癒やしとして読んでほしい一作です。
最近は恋愛マンガも多様になりました。
でも私は、ときどきこういう“キュン”を全力で浴びたくなります。
イケメン神様にドキドキして、主人公の照れ顔に頬が緩み、「次はどんな展開が待っているんだろう」とワクワクしながらページをめくる。
そんな少女マンガを読みたい人にこそ本作を手に取ってほしい。
……そしてぜひ、一緒に神崎さんに恋をしましょう。








