バレたらクビ確定!?　イケメン新任教師の年下同僚くんと一つ屋根の下ラブ！

二日酔いでダウンしているときに、さっと温かいミントティーを入れてくれる男子。
最高じゃないですか!?

『キスまで徒歩2秒』の第1巻が、2025年3月13日に発売されました。本作は「Kiss」に掲載された読み切り『駆けるミント』が好評を博し、連載化された話題作です。原案の広瀬なつめ先生も現役少女マンガ家であり、小藤まつ先生との強力タッグが魅力の1冊となっています。

大学生の弟と2人暮らしをしている万紘（まひろ）。ある日突然、弟から「インドに行っている間、友達を同居させてほしい」とゴリ押しされました。

その友達・史季（しき）の第一印象は、ハーブ系男子!?

賑やかで豪快な弟とは違い、爽やかで穏やかな雰囲気の彼。そのうえ、高校時代に万紘と出会って以来、ずっと片思いをしていたと真っ直ぐに告白してくれます。

さらに、万紘と同じ職場の高校に新任教師として赴任するというから、その一途さには驚かされるばかりです。

とはいえ、彼は弟の友達。
社会人として、すぐに恋愛に流されない万紘の姿勢も共感を呼びます。

しっかり者で姉御肌の万紘が、何かと世話を焼こうとする中、史季は隙を見つけては自然に距離を縮めてきます。「俺を見て」と言わんばかりに真っ直ぐな想いを伝え続ける姿に、読者の心も掴まれること間違いなしです。

もちろん、万紘も史季の魅力に気づいています。しかし、職場は女子高。同居がバレるわけにはいかないし、職場恋愛なんてもっての外！　そんな彼女の鉄壁のストッパーを、史季はどう攻略していくのか。彼のアプローチが今後どのように展開していくのか、目が離せません。

1巻では、そんな2人の関係を脅かしそうなキャラクターも登場します。

まずは、年下男子の恋には付きもののライバル・年上男子。万紘の先輩にあたる男性との偶然の再会が、何かを動かす予感です。

そして、史季に好意を寄せる女子生徒の中でも、ひときわ存在感を放つ1人の少女。モブにはならないと宣言するほどの強さを持つ彼女が、2人の秘密を知る日はそう遠くないかもしれません。

「一途」「同居」「秘密の恋」と、胸をくすぐるキーワードが詰まった本作。三角関係……いや、四角関係の波乱を匂わせつつも、2人の関係を安心して見守れるピュアな魅力があります。

また、万紘には「一人で生きていけそうな顔をしている」と元カレに振られた過去があります。しかし、仕事もプライベートもしっかり楽しんでいるアラサー女性は多いはず。そんな彼女たちの心を癒すサプリメントのような存在、史季。
この甘くて爽やかな年下男子の魅力を、ぜひ堪能してください。